RightTouch、新プロダクト群「QANT」正式提供開始

人とAIが協働する業務サイクル「カスタマーサポートオートメーション」で、CSの顧客体験価値を飛躍的に向上

株式会社RightTouch

データとAIでカスタマーサポートを変革する株式会社RightTouch(東京都港区、代表取締役 野村修平/長崎大都)は、この度、新プロダクト群「QANT(クアント)」の正式提供を開始することをお知らせいたします。これまでカスタマーサポート領域で展開してきたエンタープライズ企業向けSaaS「RightSupport by KARTE」や「RightConnect by KARTE」「RightVoicebot by KARTE」「RightVoC by KARTE」を「QANT Web」「QANT コネクト」「QANT スピーク」「QANT VoC」とそれぞれ刷新し、各プロダクトのAI機能やプロダクト間の連携性を強化してまいります。

▼サービスサイトURL
https://qant.jp/

「QANT」へのブランド刷新の背景はこちらのリリースをご覧ください。
https://righttouch.co.jp/news/9ZKRtOej

人とAIが協調する業務サイクル「カスタマーサポートオートメーション」について

昨今、あらゆる業種・業態でAI導入が進む一方、特にエンタープライズ企業ではその活用は部分最適にとどまっています。例えば、VoC分析に工数をかけても次の改善活動につながらないケースや、問い合わせ削減を目的としたAI導入では、AIによる回答精度を支えるデータ基盤が不十分なことから、ハルシネーション※のリスクが払拭できず活用が限定的となっているケースなどが見受けられます。
※ハルシネーション:AIが誤った情報や根拠のない内容を生成してしまう現象

これらの課題を解決するため、RightTouchでは“カスタマーサポートオートメーション”という業務サイクルを提唱し、「QANT」がその業務の循環を支える基盤となります。

カスタマーサポートオートメーションとは、「データ収集と分析」「ナレッジ作成と改善」「Web/電話の無人・有人双方の顧客コミュニケーション」といったCSの業務全プロセスを自動化・シームレスに統合し、人とAIが協働してそれぞれの能力と役割を最適化する業務サイクルを構築することで、コスト削減と顧客体験価値の向上を両立する自律的な改善サイクルです。VoCや企業内ナレッジをはじめとしたカスタマーサポートデータと、各業務のワークフローがつながることで、部分最適でのAI導入による顧客体験毀損による離反や、成果の乏しい局所最適なAI活用となってしまうような各種リスクを低減します。

人とAIの協働で描くCS業務プロセスの統合・改善サイクル「カスタマーサポートオートメーション」

▼「QANT」が描くこれからのカスタマーサポート / コンセプトムービーはこちら。

QANTの提供価値

「QANT」は、カスタマーサポートの各業務・顧客接点でのAI実装を多面的に支援しつつ、業務全体をつなぎ、最適化することを可能にします。課題分析や企画案の作成、ナレッジ作成など、工数のかかる業務は「AI」で自動化し、内容の確認や意思決定、対人コミュニケーションなど「人」が必要となる領域に人が集中できるようにすることで、業務負荷を下げ、より良い顧客体験の創出に注力できるようになります。

また、この循環型のサイクルによる継続的なカスタマーサポートデータの蓄積をもとに、AIの精度を高める理想的なPDCAサイクルが生まれていきます。

次のアクションにつながるVoC分析・活用

全量のVoCをAIが整理・解析し、顧客の課題やニーズ抽出を通じて、改善インパクトのある課題を発見します。これにより、経験や勘に頼らずデータに基づいた改善点の特定や傾向分析が可能となり、製品・サービスの改良や新たなビジネス機会の創出につながります。また、改善の示唆はCS部門だけでなく他部署との連携に活かすことができ、部門間の連携を強化し、全社的な顧客中心経営を実現します。

自律的なナレッジ作成 / 改善

社内に散在するあらゆるナレッジデータを統合し、生成AIによる高度な回答支援と自律的なナレッジ作成・改善機能を提供します。VoCデータをもとにナレッジの作成・改善が行われること顧客の実態に適したアウトプットが可能となります。これにより、従業員は必要な情報を「誰でも探せる」ようになり、顧客対応の品質向上と業務効率化が実現されます。

Webサポート企画・制作業務の自動化

QANTに蓄積されるカスタマーサポートデータ(VoCデータ、ナレッジデータ、Web行動データ等)を元にWebサイトで行うべきサポート施策やコンテンツを提案します。データ分析や企画業務の工数を著しく減らせることで、顧客の自己解決を促進し、CS部門の生産性向上をより速く実現できます。

電話・Web領域を跨いだAIオペレーター実装

人との会話のような自然で広範囲な顧客コミュニケーションを音声でもWeb上でも実現することができ、それを支えるカスタマーサポートデータやシステムの構築・改善の半自動化によりメンテナンスコストも削減できます。加えて、AIオペレーターによる問い合わせ応対がどんどん増えていくことで、データ蓄積がされ、応対精度と運用効率が改善される好循環(カスタマーサポートオートメーション)を実現します。

「QANT」のプロダクトラインアップ

これまで「KARTEシリーズ」として提供してきたプロダクトを「QANTシリーズ」として刷新し提供を開始します。今後はナレッジ管理領域におけるAIプロダクト等も順次展開していく予定です。なお、「QANT」の各プロダクトにおいてもプレイドのCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のデータ解析基盤の活用を継続していきます。プレイドグループにおけるシナジーを高めつつ、CS領域での活用をさらに推進してまいります。

1) QANT Web

生成AIを活用し、Web上で顧客の困りごとを問い合わせ前に検知。適切なFAQや問い合わせ窓口など各サポートチャネルへの導線最適化を可能にするWebサポートプラットフォームです。顧客の自己解決を促進し、CS部門の生産性とCX向上を両立します。

2) QANT コネクト

顧客のWeb行動データを活用し、困りごとに応じて最適なオペレーターへ自動マッチング。画面共有や閲覧履歴をもとにスムーズな用件把握とご案内を可能にする、コンタクトセンター最適化プロダクトです。“Webと電話の分断”を解消し、CX向上とAHT短縮を実現します。

3) QANT スピーク

企業のナレッジやVoCと生成AIを組み合わせ、高精度かつ柔軟な対話を実現する自律型のAIボイスボットです。自由な発話を理解し、対話形式で課題を深掘りすることで、まるでベテランオペレーターのように“わかってくれる”音声体験を提供。Webや外部システムと連携し、ボイスボットでの応対完了率とCXの向上を両立します。

4) QANT VoC

電話・チャット・メールなどを通じてコンタクトセンターに蓄積される顧客の声を、生成AIを用いた独自モデルで分析。問い合わせデータの加工・分析から改善提案まで、ワンストップで自動化するVoC活用プロダクトです。VoCをあらゆる部門に届け、顧客中心の事業経営を支える基盤となります。

▼サービスサイトURLはこちら。
https://qant.jp/

代表コメント

株式会社RightTouch 代表取締役 野村 修平

私たちは、お客さまの声から生まれた事業の芽を、日々のフィードバックと期待で磨き続け、プロダクトを進化させてきました。RightTouchのミッションは、”あらゆる人を負の体験から解放し、可能性を引き出す”こと。こうした取り組みこそ、そのミッションを現場で実践してきた証です。

昨今、テクノロジーの導入がかえって顧客体験を損なう場面も少なくありません。目指すのは、効率化だけでも、体験の向上だけでもありません。両立です。カスタマーサポートオートメーションは、人とAIが役割を適切に分担し、データとナレッジ、改善の取り組みを一つにつなげることで、効率と体験を同時に高める仕組みです。

「QANT」は、この仕組みを現場に実装するための基盤として生まれ変わりました。Web、音声、VoC、ナレッジを横断してつながり、CSの生産性と顧客体験を同時に引き上げる新しいスタンダードを、お客さまと共に築いていきます。QANTを起点に、業務でも日常生活でも、より良い体験が当たり前になる未来をつくってまいります。

「QANT」のリリース記念セミナーを開催します

本発表に伴い、リリース記念セミナーにて講演をいたします。

こちらのセミナーにて「QANT」へのリブランディングの背景となる市場環境や顧客課題、具体的なプロダクトの活用イメージ、そして「QANT」が描く未来のカスタマーサポート体験についてもご説明します。ぜひ、ご参加ください。

開催日時:

  • 2025年10月14日(火)14:00-14:40

  • 2025年10月15日(水)14:00-14:40

  • 2025年10月16日(木)14:00-14:40

    タイトル:RightTouchが届ける新ブランド「QANT」 〜リブランディングの背景と広がる可能性〜

詳細、お申込みはこちら。
https://attendee.bizibl.tv/sessions/seruTy7grsll

株式会社RightTouchについて

「あらゆる人を負の体験から解放し、可能性を引き出す」をミッションに掲げ、人とAIの協働でPDCAを持続的に回せる循環型モデル「カスタマーサポートオートメーション」を推進する基盤「QANT(クアント)」を開発・提供。

VoC分析やWebサポート、コンタクトセンターオペレーション向けなど複数のプロダクトを通じて、工数削減とともに、CX/EXの飛躍的な向上を実現し、金融・インフラ・小売などさまざまな業界のエンタープライズ企業のカスタマーサポート(CS)変革を支援しています。株式会社プレイド(東証グロース 4165)からカーブアウトしたスタートアップ。

名称 :株式会社RightTouch
所在地 :東京都港区三田3-2-8 THE PORTAL MITA 5F
代表者 :代表取締役 野村修平/長崎大都
設立日 :2021年10月27日
事業内容:カスタマーサポートプラットフォーム「QANT」の開発、提供
企業URL:https://righttouch.co.jp/

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会社概要

株式会社RightTouch

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URL
https://righttouch.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田 3丁目2番8号 THE PORTAL MITA 5F
電話番号
-
代表者名
野村修平 / 長崎大都
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年10月