カメラ発明記念日
2月27日は「浅草仲見世記念日」。今回は「浅草仲見世記念日」の意味や由来を解説します。
また、「浅草仲見世記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、浅草仲見世の店舗運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「浅草仲見世記念日」の意味・由来とは？
12月27日は「浅草仲見世記念日」。1885（明治18）年12月27日、東京都浅草に「仲見世」が誕生したことを祝う記念日です。
雷門から浅草寺までの参道にある商店街が「浅草仲見世」で、日本最古の商店街のひとつとしても知られています。仲見世の歴史は1688〜1735年ごろまでさかのぼり、江戸時代には玩具や土産品を売る店の出店営業権が与えられました。
その後、政府の取り払い命令によって退店が続きましたが、1885年12月に近代仲見世として新店舗が完成。この出来事を祝ったのが「浅草仲見世記念日」です。
関東大震災や戦災によって壊滅・全焼することもありましたが、関係者による復興作業が行われ、1985年には近代仲見世の誕生100周年記念行事も開催されました。現在、仲見世の東側には54店、西側に35店が並んでいます。
「浅草仲見世記念日」に限定したイベント・キャンペーンは見られませんが、浅草仲見世で出店する店舗の商品を紹介したり、浅草観光の醍醐味として発信したり、多様な切り口で広報活動に活かせるでしょう。
「浅草仲見世記念日」をきっかけに広報PR活動する効果
「浅草仲見世記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「浅草仲見世記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「浅草仲見世記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「浅草仲見世記念日」を元に発信をする流れ
「浅草仲見世記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1．「浅草仲見世記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3．自社サービスやプロダクトと「浅草仲見世記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4．発信するコンテンツを作成する
STEP5．媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「浅草仲見世記念日」を広報PRに活かした事例
「浅草仲見世記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「浅草仲見世記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「浅草仲見世記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1．浅草花やしきのイベント企画・開催実績をプレスリリースで紹介
株式会社シンクロ・フードは、キッチンカーのプラットフォーム「モビマル」に関するプレスリリースを配信。「浅草花やしき」が戸板女子短期大学に依頼したイベントを、企画段階から開催までサポートしました。
「浅草仲見世記念日」に関した事例ではありませんが、エリアやキーワードとの親和性が高く、また自社の実績を発信する広報PR施策として参考になります。現地観察やプレゼンといった実際の様子を写真で紹介し、メディア関係者を中心に認知を広めた好事例といえるでしょう。
参考：モビマル・戸板女子短大の学生が連携、浅草花やしきにインバウンド客を増やすイベントを12/12開催
事例2．浅草で開催するゴミ拾いイベントの募集情報を発表
社会課題解決につながるイベント企画・運営を手掛ける株式会社Gabは、東京都台東区浅草で開催するゴミ拾いイベントについてプレスリリースを配信しました。親子と18歳以上の2つのプログラムに分け、各100人が無料参加できるゲーム企画です。
イベントの開催日時や持ち物といった情報はもちろん、Q&Aをまとめて読み手の理解度を高めたのがGOODポイント。「浅草仲見世記念日」に合わせた事例ではありませんが、参加者募集情報をプレスリリースで発信することで、イベントを知らない潜在層へ認知を広めています。
参考：ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」、東京都台東区浅草で開催決定！
事例3．りんご飴専門店を新仲見世通りにオープン
飲食業や小売業などを手掛ける株式会社MARUは、りんご飴専門店のグランドオープン情報をプレスリリースで発表しました。浅草の新仲見世通りに、「代官山Candy apple」を展開。
プレスリリースでは実際に提供する商品の写真を掲載し、りんご飴専門店ならではの魅力を伝えたのがGOODです。記念日にちなんだ事例ではないものの、「行列のできる」「リピーター数も増加の一途」など、新店舗を展開する強みや実績を訴求することで、メディア関係者や周辺住民を中心に多くの人の関心を高めています。
参考：【浅草！新仲見世通りに、りんご飴】TikTok総再生3億越えの大行列店「代官⼭Candy apple」が2024年7月20日（土）グランドオープン致します。
「浅草仲見世記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月27日の「浅草仲見世記念日」は、浅草観光や、浅草新仲見世商店街に注目が集まりやすい日です。観光業の方はもちろん、浅草エリアに店舗を出店している方にとっては特に、「浅草仲見世記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「浅草仲見世記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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