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ビートルズの日(6月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ビートルズの日(6月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月29日は「ビートルズの日」。今回は「ビートルズの日」の意味や由来を解説します。

また、「ビートルズの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ビートルズの日」の意味・由来とは?

6月29日は「ビートルズの日」です。株式会社EMIミュージック・ジャパン(2013年ユニバーサルミュージック合同会社に吸収合併)によって制定されました。

日付は、1966年(昭和41年)の6月29日に、イギリスのロックバンド「ザ・ビートルズ」(The Beatles)が公演のため初めて来日したことにちなんでいます。

20世紀を代表する音楽グループであるビートルズは、解散から50年以上経つ現在でも写真展や映画が公開されるなど、世界中の音楽ファンに愛されています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ビートルズの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ビートルズの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ビートルズの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ビートルズの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ビートルズの日」を元に発信をする流れ

「ビートルズの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ビートルズの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ビートルズの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ビートルズの日」を広報PRに活かした事例

「ビートルズの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ビートルズの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ビートルズの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.希少なビートルズのレコード入札販売会をレポート

アナログレコード専門店「Face Records」を展開するFTF株式会社は、ビートルズのレコード「ビートルズ ‘65(Beatles For Sale)」の茶帯盤の入札販売会を実施し、プレスリリースでレポートを紹介しました。タイトルと冒頭では、120万円で落札されたことを発表。

「ビートルズの日」のプレスリリースではありませんが、ビートルズ世代への訴求や「2025年問題」といった見出しを設置した構成も特徴的です。今回の入札販売会をきっかけに、ミュージシャンやレコードへの興味関心を高める効果も期待できます。

参考:ビートルズのレコードが120万円で落札。アナログレコード専門店が語る”2025年問題”とは

事例2.米国初ライブから60周年を記念し、カードゲームを発売

玩具メーカー、米国マテル社の日本法人マテル・インターナショナル株式会社は、数量限定商品「ウノ ビートルズ」のプレスリリースを配信しました。ビートルズの米国初ライブ・パフォーマンスから60周年となる2024年、特別仕様のカードゲームとして発売された商品です。

世界的な玩具メーカーが、歴史的なアーティストの周年記念に合わせて商品化を実現した独自性の高い広報PR施策といえます。こちらも「ビートルズの日」に関する内容ではありませんが、プレスリリース配信によって認知拡大効果を発揮した事例です。

参考:ビートルズファン必見!人気カードゲームウノシリーズから1964年ビートルズの米国初ライブ・パフォーマンス「エド・サリバン・ショー」から60周年を記念した「ウノ ビートルズ」 が登場!

事例3.ビートルズの写真や展示品が並ぶ特別催事

株式会社丸善ジュンク堂書店は、特別催事として開催する「デゾ・ホフマン写真展 Photo Session 1デビュー当時のザ・ビートルズ・フォト」のプレスリリースを配信しました。デビュー当時のビートルズの写真や、展示品を通じてその魅力を体感する企画です。

「ビートルズの日」の事例ではありませんが、音楽関連のメディア関係者や、ビートルズファンにとって魅力的な情報を発信できています。期間限定の特別なイベント企画を知ってもらう広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。

参考:ビートルズの写真と貴重な展示品で綴る「デゾ・ホフマン写真展」の開催が決定 Photo Session 1デビュー当時のザ・ビートルズ・フォト

「ビートルズ記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ビートルズ記念日」は、ビートルズに注目が集まり、ロックや音楽を想起させるきっかけになる日です。

音楽・エンタメ業界の方にとっては特に、「ビートルズ記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ビートルズ記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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