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公認会計士の日(7月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日公認会計士の日(7月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月6日は「公認会計士の日」。今回は「公認会計士の日」の意味や由来を解説します。

また、「公認会計士の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に公認会計士の方や金融業界の方、ビジネススクールを運営している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「公認会計士の日」の意味・由来とは?

7月6日は「公認会計士の日」です。1948年(昭和23年)のこの日、公認会計士に関する法律である「公認会計士法」が制定されたことを記念し、1991年(平成3年)に日本公認会計士協会が定めました

公認会計士法制定の基本理念の再認識やさらなる躍進を期することを目的としており、毎年7月には「公認会計士の日」記念特別講演会が開催されています。また、日本公認会計士協会は、この日を中心として全国で広報活動もしています。

「公認会計士の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「公認会計士の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「公認会計士の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「公認会計士の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「公認会計士の日」を元に発信をする流れ

「公認会計士の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「公認会計士の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「公認会計士の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「公認会計士の日」を広報PRに活かした事例

「公認会計士の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「公認会計士の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例として、公認会計士、お金に関連する広報PRを交えてを紹介します。

事例1.DX時代にリテラシーを向上させる企業向けセミナー

TAC株式会社は、「DX時代に考える人材育成〜デジタルスキル標準を活用した成長のための育成とは〜」と題したセミナーの開催情報を発表しました。デジタルリテラシーを向上させるため、人材育成や人事・教育を中心とした担当者向けに説くプログラムです。

セミナーには、シニアコンサルタントをはじめとする有識者が登壇します。プレスリリースでは、セミナー概要に加え登壇者プロフィールを写真とともに紹介したのがGOOD。記念日に関する事例ではないものの、公認会計士や税理士などの受験指導・教育事業を展開する企業ならではの広報PR活動といえるでしょう。

参考:【CompTIA日本支局共催】DX時代に必要な人材育成とは?デジタルスキル標準を活用した成長のための育成について7/21ベルサール神保町にてセミナーを開催します。

事例2.公認会計士事務所との業務提携でデジタル化・効率化を目指す取り組み

ペイトナー株式会社は、國村公認会計士事務所との業務提携をプレスリリースで公開しました。香川県を中心に事業を展開する同事務所との提携をきっかけに、中小企業の経理業務をデジタル化したり、効率化を推進したりすることが目的です。

同社は、振込までが自動化できる請求書受領サービス「ペイトナー 請求書」をはじめ、お金に関する課題解決のためのプラットフォーム構築を強みとしています。「公認会計士の日」にちなんだ事例ではありませんが、公認会計士事務所との業務提携を積極的に発信することで、より多くの人・企業へ認知を広めた有用な広報PR事例です。

参考:ペイトナー、國村公認会計士事務所と業務提携〜香川県をはじめとする中小企業の経理業務の効率化を推進

事例3.「過去5年の公認会計士キャリアトレンド」を発表

管理部門・士業に特化した転職支援サービスなどを展開する株式会社MS-Japanは、公認会計士に関する調査を実施。7月6日の「公認会計士の日」にちなみ、調査結果「過去5年の公認会計士キャリアトレンド」をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、調査サマリーで簡単なまとめを記載した後、調査結果の詳細を紹介しています。一目で結果がわかるように、グラフ画像を掲載している点がGOODです。重要なポイントには太字を活用するなどのメリハリのある文章も参考になります。

参考:MS-Japanが「過去5年の公認会計士キャリアトレンド」レポートを公開。監査法人の募集年収は過去5年最高で「平均???万円」

公認会計士の日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「公認会計士の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「公認会計士の日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、公認会計士をはじめとする国家資格に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、公認会計士だけでなく、公認会計士が扱うお金に関する幅広い視点で広報PRを考えてみてもよいでしょう。

今一度「公認会計士の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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