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119番の日(11月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日119番の日(11月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

11月9日は「119番の日」です。今回は、「119番の日」の意味や由来を解説します。

また、「119番の日」をきっかけとした広報PRの取り組み事例もご紹介。消防や防災に関連する新情報を「119番の日」と掛け合わせて広報PRする際のポイントについても解説しています。消防関連のイベントを主催している企業や、商品を扱う企業はぜひ参考にしてみてください。

「119番の日」の意味・由来とは?

11月9日は「119番の日」です。消防発足40年を記念し、1987年当時の自治省消防庁により制定されました。日付は、消防のダイヤルナンバーが119であることからきています。

「119番の日」は、防災意識を高めたり、地域の防災体制を整えたりすることを目的に制定。11月9日が「秋の全国火災予防運動」の初日にあたることから、各地でさまざまなイベントが実施されています。

東京消防庁では令和3年秋の火災予防運動の一環として、俳優の佐藤隆太さんを一日消防署長に任命し、住宅防火について呼びかけを行いました。なお、「119番の日」は日本独自の記念日です。

「119番の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「119番の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「119番の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「119番の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「119番の日」を元に発信をする流れ

「119番の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「119番の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「119番の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「119番の日」を広報PRに活かした事例

「119番の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「119番の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「119番の日」に合わせて防災意識や救急・医療に関するアンケート調査を実施

子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社は、11月9日の「119番の日」に合わせて、全国の保護者に対して防災意識や救急・医療に関するアンケート調査を行いました。プレスリリースでその結果をレポートしています。

一般的な調査レポートではエクセルのグラフがそのまま掲載されているケースが非常に多い一方で、こちらのプレスリリースのグラフはプレスリリース用に見やすく作られており、画像をそのままメディアに掲載しても内容がわかるようになっている点がGOODです。調査結果のポイントも簡潔にまとめられており、非常に読みやすい構成になっています。

記念日に関連したプレスリリースとしても、調査レポートの見せ方としても、参考になる事例です。

参考:【11月9日は119番の日/子育て中の保護者にアンケート調査】20代の保護者の約4割が公衆電話の”緊急通報ボタン”を知らない?!

「119番の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「119番の日」は広く知られている記念日です。同日に解禁される新情報は多いものの、「119番の日」をきっかけに広報PRを取り組んでいる企業はそこまで多くありません。消防や防災に関連する取り組みを他社の情報に埋もれず効果的にPRを行うために、「119番の日」をうまく活用してみてはいかがでしょうか。

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