
世界ダウン症の日
2月19日は「フェムテックを学ぶ日」。今回は「フェムテックを学ぶ日」の意味や由来を解説します。
また、「フェムテックを学ぶ日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にフェムテック業界の方や、女性に向けた商品・サービスを展開する企業の方は参考にしてみてください。
2月19日は「フェムテックを学ぶ日」です。女性の心や体の変化に関する正しい知識の啓発活動を行う、一般社団法人日本フェムテック協会によって制定されました。日付は、「フェム(2)・テッ(10)・ク(9)」の語呂合わせと、同協会が2022年2月19日に初めて「日本フェムテック協会認定資格2級講座」を開催したことから。
フェムテックのリテラシー向上や安全性の向上、医療従事者のフェムテック教育、研究への寄与などを目的としています。
フェムテックと親和性の高い商品・サービスの情報を発信したり、「フェムテックを学ぶ日」に絡めたプレスリリースを配信したりといった広報PR施策に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「フェムテックを学ぶ日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「フェムテックを学ぶ日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「フェムテックを学ぶ日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「フェムテックを学ぶ日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「フェムテックを学ぶ日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「フェムテックの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「フェムテックを学ぶ日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「フェムテックを学ぶ日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「フェムテックを学ぶ日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。
ウィメンズヘルスリテラシー向上のための啓発活動を行う一般社団法人日本フェムテック協会は、2月19日の「フェムテックを学ぶ日」に合わせて『第3回JAPAN FEMTECH SUMMIT 2025』を開催。記念日当日と2月21日にイベントを実施することをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースではイベントの開催概要や、「フェムテックを学ぶ日」とはどんな記念日かがわかるように掲載。イベントのテーマやプログラムの詳細も丁寧に記載された構成がGOODです。開催2ヵ月前の12月に申し込み開始のプレスリリースを配信後、開催約1ヵ月前にもイベント情報を発信するなど、多くの人に認知を広めるよう工夫された好事例です。
参考:“フェムテックを学ぶ日”に来年も開催決定!2025年2月19日(水)&2月21日(金)『第3回 JAPAN FEMTECH SUMMIT 2025』先着お申込受付スタート!
参考:登壇者が続々決定!“フェムテックを学ぶ日”の2025年2月19日(水)と2月21日(金)に『JAPAN FEMTECH SUMMIT2025』を開催!進化するフェムテック界を牽引するリーダーが集結!
医薬品などの輸入代行事業を手がける株式会社ビューティーカレンダーは、2月19日の「フェムテックの日」を記念して「サロン特割・フェムテックの日キャンペーン」を実施。韓国のデリケートゾーンケアアイテム「GUNMISU」を、サロン限定で40%OFFで販売しました。
プレスリリースではブランドや商品、記念日の説明を丁寧に記載しているのがGOOD。商品の使用方法を写真とイラストを使ってわかりやすく紹介しています。「フェムテックの日」に絡めてセールを行い、自社製品の認知拡大につなげた広報PRとして参考になります。
※このプレスリリースでは、「フェムテックを学ぶ日」を「フェムテックの日」と表記しています
参考:韓国発デリケートゾーンブランド「GUNMISU」 2/19 “フェムテックの日” を記念し「サロン特割・フェムテックの日キャンペーン」開始!サロン限定・期間限定・全商品【40% OFF】
インナー事業などを展開するアツギ株式会社は、セルフケアインナーブランド「yuragini/ユラギニ」の一般販売開始をプレスリリースで発表しました。女性の体の 「ゆらぎ」である、急な発汗や寒暖差ストレスなどに寄り添うことをコンセプトとしたブランドです。
プレスリリースのタイトルに「Makuake目標達成率257%を記録」と、メディアフックとなる数値を盛り込んでいるのがポイント。商品機能の説明にグラフを使用し、視認性を高めたプレスリリースの構成がGOODです。「フェムテックを学ぶ日」に関する事例ではありませんが、フェムテックに関する広報PRの際に参考になるプレスリリースではないでしょうか。
参考:Makuake目標達成率257%を記録 ゆらぎに寄り添うセルフケアインナー「yuragini/ユラギニ」一般販売開始
「フェムテックを学ぶ日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
2月19日の「フェムテックを学ぶ日」は、フェムテックや女性の健康への関心が高まる日です。フェムテック業界の方はもちろん、女性のウェルネスに関するサービスを扱う企業の方は、「フェムテックを学ぶ日」を切り口として、自社のサービス・取り組みについて伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「フェムテックを学ぶ日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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