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国際青少年デー(8月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国際青少年デー(8月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月12日は「国際青少年デー(International Youth Day)」。今回は「国際青少年デー」の意味や由来を解説します。

また、「国際青少年デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方はぜひ参考にしてみてください。

「国際青少年デー」の意味・由来とは?

8月12日は「国際青少年デー」です。青少年が社会のさまざまな分野に参加できるように、そしてその意見を反映させられる未来を目指し、1999年に国連総会によって制定されました。

国連がこの日を制定した背景には、青少年たちが直面する教育の機会不足、雇用の問題、健康問題、性差別問題、人種差別問題など、多岐にわたる課題があります。「国際青少年デー」を通して、青少年たちが共通の課題に立ち向かい、解決策を見出すための重要な機会です。

「国際青少年デー」には、青少年の権利と福祉を推進するために世界中でさまざまなイベントが開催されています。「国際青少年デー」をきっかけに若者が互いに学び合うイベントを実施したり、青少年のためのキャンペーンを展開したりし、広報PRに活用できる有用な記念日といえるでしょう。

「国際青少年デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国際青少年デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国際青少年デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国際青少年デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国際青少年デー」を元に発信をする流れ

「国際青少年デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国際青少年デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国際青少年デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国際青少年デー」を広報PRに活かした事例

「国際青少年デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国際青少年デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「国際青少年デー」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「国際青少年デー」に京都社会起業家がノミネート

旅行者の心構えであるツーリストシップを提唱する一般社団法人ツーリストシップは、8月12日の「国際青少年デー」に京都社会起業家の田中智恵子さんがノミネートされたことを発表。イギリスに本社を構えるDTTT社が発表した世界の若者9人に選ばれたことから、プレスリリースにコメントを掲載しました。

 プレスリリースでは、田中智恵子さんのコメントを記載後、「1. ツーリストシップとは」「2. 一般社団法人ツーリストシップとは」「3. 田中千恵子プロフィール」と3つの項目に分け、ツーリストシップの詳細を展開。読み手が意図をくみ取りやすい構成が参考になります。

参考:【国連制定】国際青少年デーで世界の若者9人のうち1人に京都社会起業家がノミネート!

事例2.第13回ユネスコ・ユースフォーラムに13人組グループSEVENTEENが出席

韓国の芸能プロダクション株式会社HYBE JAPANは、フランス・パリのユネスコ本部で開催される第13回ユネスコ・ユースフォーラムに13人組グループSEVENTEENが出席することをプレスリリースで配信。SEVENTEENは、特別セッションで、青少年代表としてスピーチとパフォーマンスを披露します。

「国際青少年デー」にちなんだ事例ではありませんが、プレスリリースには「ユネスコ・ユースフォーラム」が全世界の青年たちの連帯を固める重要な場になる予定であることを記載。画像とテキストのシンプルな構成ですが、「ユネスコ・ユースフォーラム」の重要性が読み手にしっかりと伝わる内容にまとめられた参考事例です。

参考:SEVENTEEN 、11月14日にパリで開催される第13回ユネスコ・ユースフォーラムにてスピーチとパフォーマンスを披露

事例3.中学生・高校生を対象とした意識調査を実施

株式会社日本総合研究所は、「2022若者の意識調査」として国内の中学生、高校生、大学生約1,000人を対象にアンケート調査をした結果を8月12日の「国際青少年デー」に合わせてプレスリリースを配信。サステナビリティ、金融経済教育、キャリアなどに関する若者の意識を調査しています。

プレスリリースでは、調査結果を5項目に分けて具体的な数値が伝わるようにグラフを掲載。グラフだけでなく、1項目ごとにテキストで結果をまとめているのも内容がわかりやすくGOODです。記念日に絡めて調査結果を発表することで、注目が集まりやすくなります。

参考:「2022若者の意識調査」のレポートを発表

「国際青少年デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月12日の「国際青少年デー」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。「国際青少年デー」は、青少年の問題解決に向けた取り組みを行うことが期待されています。

記念日を活用し、青少年たちが直面する教育問題、雇用問題、健康問題などに関連づけたイベントやキャンペーンの開催や青少年と教育や健康についての調査リリースを発信するのも一案です。「国際青少年デー」を切り口として自社サービスやキャンペーンの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

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