ディスクジョッキーの日
8月29日は「オーガニック化粧品の日」。今回は「オーガニック化粧品の日」の意味や由来を解説します。
また、「オーガニック化粧品の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に化粧品業界の方や、オーガニック製品を扱う企業の方は参考にしてみてください。
「オーガニック化粧品の日」の意味・由来とは?
8月29日は「オーガニック化粧品の日」です。オーガニック化粧品のパイオニアであり、販売事業から製造、研究開発まで幅広く手掛ける株式会社ネイチャーズウェイによって制定されました。
日付は、8月を意味する英語の「オーガスト(August)」と、「ニ(2)ック(9)」の語呂合わせを組み合わせて「オーガニック」と読むのが由来。「自然化粧品」とも呼ばれるオーガニック化粧品の魅力を発信し、認知拡大を図ることが記念日制定の目的です。
化粧品に限らず、オーガニック商品の需要は高まっています。自社の新商品をプレスリリースで紹介するのはもちろん、研究開発情報を発信したり、イベントに絡めて企画したりといった広報PR活動にも活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「オーガニック化粧品の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「オーガニック化粧品の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「オーガニック化粧品の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「オーガニック化粧品の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「オーガニック化粧品の日」を元に発信をする流れ
「オーガニック化粧品の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「オーガニック化粧品の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「オーガニック化粧品の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「オーガニック化粧品の日」を広報PRに活かした事例
「オーガニック化粧品の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「オーガニック化粧品の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「オーガニック化粧品の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.浸透性・保湿性に優れたオールインワンジェルを新発売
オーガニックエクソソーム原料や商品の開発・販売を手掛ける株式会社ジャパン・オーガニック・イールド(J.O.Y)は、新商品のプレスリリースを配信しました。「EXOTURAN」と名付けた新ブランドから展開するオールインワンジェルです。
プレスリリースには、商品の特徴とし、水の代わりに「ドラゴンリーフ細胞液原液」を使用したこと、優れた浸透性と保湿性を実現したのが強みであることなどを記載。新商品の概要と特徴だけでなく、「こんな方にオススメ」とターゲット層を明確にした記述は、該当する企画を考えているメディア関係者、悩みを抱える生活者にも刺さるのではないでしょうか。記念日に関する広報PRではないものの、誰に届けたい情報かが明確にわかる内容は参考になります。
参考:ドラゴンフルーツ葉茎由来抽出液を主原料とした化粧品「EXOTURAN(エクソトゥラン) オールインワンジェル100ml」新発売
事例2.オーガニックスキンケアブランドとの代理店契約をプレスリリースで発表
株式会社マッシュホールディングスは、ニュージーランド発のオーガニックスキンケアブランド「trilogy(トリロジー)」を展開するトリロジー社と、日本での総販売代理店契約締結を発表。今後実施予定のリニューアル商品や、キャンペーン開催などの情報にも訴求していくことをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、ブランドの概要やオーガニック製品に関して触れたうえで、ブランドとしてのこだわりや契約締結の経緯をまとめています。「オーガニック化粧品の日」にちなんだ発信ではありませんが、企業全体の活動を発信する広報PR事例として参考になるプレスリリースです。
参考:【マッシュビューティーラボ】ニュージーランド発オーガニックスキンケアブランド「trilogy(トリロジー)」の日本での総販売代理店契約を締結!
事例3.オーガニック口紅のクラウドファンディングが目標達成
Shiiny(シーニー)合同会社は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」「GoodMorning」史上、オーガニックコスメを扱う支援販売プロジェクトとして初の快挙を達成したことをプレスリリースで発表。支援総額11,421,193円、支援者数1,507人を達したことで、日本初*オーガニック認証取得の口紅を2023年の秋に販売する予定です。
プレスリリースでは、今回クラウドファンディングを実施した経緯と該当商品について紹介し、実際の募集ページを画像で掲載しているのがGOODポイント。記念日に関する事例ではありませんが、オーガニックにこだわったコスメであることや、開発者が現役大学生であることなど、自社ならではの強みに訴求したプレスリリース内容が参考になります。
*挿し込み型口紅として日本初のコスモスオーガニック認証取得(Shiiny合同会社調べ)
参考:【現役大学生が開発】日本初*オーガニック認証取得の口紅がクラウドファンディングで1000万円を達成
「オーガニック化粧品の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「オーガニック化粧品の日」は、コスメ関連の中でもオーガニック製品に注目が集まりやすい日です。化粧品の製造に携わっている方はもちろん、オーガニック製品の開発・製造を手掛ける企業の方にとっては特に、「オーガニック化粧品の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「オーガニック化粧品の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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