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サニの日(3月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日サニの日(3月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月2日は「サニの日」。今回は「サニの日」の意味や由来を解説します。

また、「サニの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にインナーウエアなどを展開する衣料品メーカーやアパレル関連の企業、フェムテック業界の方は参考にしてみてください。

「サニの日」の意味・由来とは?

3月2日は「サニの日」です。インナーウェアなどを中心とした衣料品メーカーの株式会社ワコールによって制定されました。日付は、「サ(3)ニ(2)」の語呂合わせから。

生理期間でも快適かつハッピーに過ごしてほしいという想いと、そのために必要な機能を付加したサニタリーショーツをPRすることを目的としています。

サニタリーショーツに関連する記念日としては、「きゅう(9)すい(水)」と読む語呂合わせから9月の第1水曜日に制定された「吸水ショーツの日」や、8月2日の「パンツの日」などがあります。これらの記念日と、うまく使い分けながら広報PRするとよさそうです。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「サニの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「サニの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サニの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サニの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「サニの日」を元に発信をする流れ

「サニの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「サニの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「サニの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「サニの日」を広報PRに活かした事例

「サニの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「サニの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「サニの日」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.人気サニタリーショーツの新作を発売

生理用品の企画・開発などを手がける株式会社Be-A Japanは、超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」の発売開始をプレスリリースで配信。生理が軽い日〜普通の日用モデルの新タイプとなる「ベア エアライト ショーツ フルカバー」と、新色が登場しました。

プレスリリースでは、新作ショーツの特徴がわかるように複数の画像やグラフとともに展開。吸水性や抗菌防臭といったポイントを客観的データを用いて紹介している点がGOODです。「サニの日」に関する事例ではありませんが、記念日と親和性の高い広報PRとして参考になります。

参考:超吸収型サニタリショーツブランドBé-A〈ベア〉の人気モデル「ベア エアライト ショーツ」から、新タイプ&新色が登場!本日12月10日(火)から発売開始。

事例2.サニタリー用品を通じた女性支援を発表

アパレルOEM・ODM事業を展開するカフカ株式会社は、「国際ガールズ・デー」である10月11日に、国内外の女性へ向けた性教育および支援活動を開始することを発表。同社のサニタリースパッツ「Angelite(アンジェライト)」を通じて、女性の生理に関する課題の解決や、誰もが快適に暮らせる社会の実現を目指すことをプレスリリースで伝えました。

「75歳の元ファッションデザイナー」「日本初の特許技術」など、メディアフックとなる要素を盛り込んだプレスリリースのタイトルが目を引きます。本文では今後の課題解決へ向けた展望に加え、「Angelite」やデザイナーの小森氏についても写真とともに紹介するなど、丁寧な情報発信がGOODです。

「サニの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、記念日を通して自社の取り組みを伝えた社会性の高い好事例です。

参考:75歳の元ファッションデザイナーが開発!日本初の特許技術を活用したサニタリースパッツ「Angelite」が、国際ガールズデーに国内外の女性への性教育や支援活動を開始

事例3.人気クリエイターとコラボしたブラとショーツを販売開始

女性下着などを販売する株式会社ワコールは、動画クリエイターnanakoななこさんとのコラボレーションした商品についてプレスリリースを発表。コラボ第二弾となる[リボンブラ™]と、コーディネイトアイテムとなるサニタリーショーツを販売します。

プレスリリースでは、コラボということがひと目でわかるメイン画像を設置し、商品特長や概要を紹介。商品の特長が伝わりやすいように機能図を挿入したり、商品に込めた想いが届くようにインタビューを掲載したりしている点がGOODです。記念日に絡めた事例ではありませんが、サニタリーショーツの新商品の際に参考になるプレスリリースの構成です。

参考:「ワコール」ブランド×動画クリエイターnanakoななこさんコラボレーション第二弾!オリジナルレースで仕上げた、こだわりの[リボンブラ™]が発売

「サニの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月2日の「サニの日」は、サニタリーショーツをはじめとした下着に注目が集まりやすい日です。インナーウェアを扱う企業の方はもちろん、フェムテック業界の方にとっても、「サニの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「サニの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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