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「野菜フライ」の日(8月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日「野菜フライ」の日(8月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月31日は『「野菜フライ」の日』。今回は「野菜フライ」の日の意味や由来を解説します。

また、「野菜フライ」の日をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に野菜に関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「野菜フライ」の日の意味・由来とは?

8月31日は「野菜フライ」の日です。兵庫県神戸市・六甲アイランドに工場を構える、カネテツデリカフーズ株式会社が制定しました。同社は、水産練製品や惣菜の製造販売を手がけています。

日付は、野菜を使用した看板商品「野菜フライ」にちなんでおり、「野菜の日」とされる8月31日に合わせて記念日とされました。

2025年には、「野菜フライ」の発売から70周年を迎えます。この節目を記念し、お客さまへの感謝を伝えるとともに、商品の価値をより多くの人に知ってもらうことが目的です。また、世代を超えて愛されてきたこの商品の魅力を次世代にも伝え、ブランドと消費者の絆をさらに深めてたいという願いも込められています。

「野菜フライ」の日は、野菜を使った練り製品はもちろん、野菜料理や健康志向の商品などの広報PRにも活用しやすい記念日です。プレスリリース配信をはじめとした広報PR施策の切り口にもなるといえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

また、1月30日の「愛菜の日」、4月9日の「食と野菜ソムリエの日」など、野菜に関連する記念日は多くあるので、複数を組み合わせるのも一案です。

「野菜フライ」の日をきっかけに広報PR活動をする効果

「野菜フライ」の日は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「野菜フライ」の日に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「野菜フライ」の日をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「野菜フライ」の日を元に発信をする流れ

「野菜フライ」の日をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「野菜フライ」の日の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「野菜フライ」の日をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「野菜フライ」の日を広報PRに活かした事例

「野菜フライ」の日を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「野菜フライ」の日に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「野菜フライ」の日を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「野菜フライ」の発売70周年を記念して、特設サイトを開設

「野菜フライ」の日を制定したカネテツデリカフーズ株式会社は、「野菜フライ発売70周年」を記念し、2025年2月28日に特設サイトの開設したことをプレスリリースで発表しました。さらに、3月1日には姉妹品の新商品を発売することも告知しています。

プレスリリースのタイトルには、「野菜フライは2025年3月1日(土)で70周年!」と周年情報を明記し、内容がひと目で伝わる構成になっています。また、目を引くメインビジュアルや周年ロゴ、商品イメージなど、複数の画像がバランスよく配置されている点も参考になります。記念日にちなんだ発信ではないものの、周年を活かした企画設計やビジュアル面の工夫は、広報PR施策のヒントになります。

参考:野菜フライは2025年3月1日(土)で70周年!特設サイト公開および姉妹品の新発売

事例2.「野菜の日」に合わせて、野菜摂取に関するアンケートを実施

AI健康アプリ「カロママ プラス」を運営する株式会社Wellmiraは、8月31日の「野菜の日」にちなみ、アプリ利用者を対象とした野菜摂取に関するアンケート調査を実施。その結果をプレスリリースで発表しました。また、アプリに登録された食事のライフログデータを分析し、野菜摂取の実態を可視化しています。

プレスリリースでは、ユーザーの『推し野菜』をランキング形式で紹介。グラフや図解を用いたビジュアル展開により、調査結果が視覚的にも伝わりやすくなっています。「野菜フライ」の日との直接的な関連はありませんが、記念日に合わせたアンケート調査とデータ分析を掛け合わせることで、説得力を持たせた好事例です。

参考:~8月31日は「野菜の日」 健康アプリ利用者の野菜摂取実態をレポート〜 アプリ利用者の『推し野菜』ランキング第1位はトマト、2位は2026年度に国の指定野菜に加わるブロッコリー!

事例3.箱根西麓の夏野菜が集結、坂もの野菜祭り「夏野菜フェス」を開催

富士伊豆農業協同組合(JAふじ伊豆)は、年7月6日に箱根西麓の夏野菜を集めた、坂もの野菜祭り「夏野菜フェス」を三島スカイウォークにて開催することをプレスリリースで発表しました。イベントでは、朝どれ野菜の販売や、みしまコロッケをはじめとする地元野菜を使った料理が提供されます。

プレスリリースでは、イベント概要や今年のメイン企画をわかりやすく掲載。さらに、生産者の写真や野菜の特徴など、地域農産物への理解を深める構成になっており、地元の魅力が丁寧に伝わってきます。

「野菜フライ」の日との直接のつながりはありませんが、野菜をメインとしたイベントをどう魅力的に伝えるか、という点で参考になる事例です。

参考:【静岡・三島】箱根西麓の夏野菜が集結坂もの野菜祭り「夏野菜フェス」三島スカイウォークで7月6日に開催

「野菜フライ」の日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月31日の「野菜フライ」の日は、野菜が注目されやすい日です。特に、野菜の練り製品を展開する企業は、「野菜フライ」の日を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「野菜フライ」の日をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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