お取り寄せの日
7月27日は「スイカの日」。今回は「スイカの日」の意味や由来を解説します。
また、「スイカの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や飲食店を運営している企業、スイカに関連する商品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。
「スイカの日」の意味・由来とは？
7月27日は「スイカの日」です。スイカの消費拡大を目的として、スイカ愛好家たちによって制定されました。日付は、夏を代表する果物のスイカの縞模様を綱に見立て、27を「つ（2）な（7）」と読む語呂合わせから決定。
原産国が南アフリカのスイカは、日本には室町時代以降に中国から伝わったといわれています。ブドウ糖や果糖、ビタミンA、カリウムなどをバランスよく含んでおり、日本各地で栽培されています。
記念日に合わせた大きなイベントはないものの、夏の時期には各地でスイカに関連するイベントやキャンペーンが行われています。
「スイカの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「スイカの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「スイカの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「スイカの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「スイカの日」を元に発信をする流れ
「スイカの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1．「スイカの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3．自社サービスやプロダクトと「スイカの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4．発信するコンテンツを作成する
STEP5．媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「スイカの日」を広報PRに活かした事例
「スイカの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「スイカの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、スイカにちなんだプレスリリースは、今後「スイカの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1．Suikaオリジナルのサマーイベントを「スイカの日」に開催
株式会社JR東日本クロスステーション（JR-Cross）は、「Suicaの夏まつり in 東京駅」と題したイベントの開催情報を発表しました。2023年7月23日の「スイカの日」にちなんで、ポップアップストアでSuikaのペンギングッズの先行販売、会場限定の販売などを実施。そのほか、Suikaの関連商品を130種類以上展開します。
プレスリリースは、夏祭りを彷彿とさせる会場のイメージや、実際に販売する各商品の写真を多数掲載。商品以外のコンテンツ、会場の案内図をわかりやすく記載している点がGOOD。直接的な関連はないものの、記念日とうまく組み合わせてイベント企画に昇華した有用な広報PR事例です。
参考：7月27日はスイカの日！スイカとSuicaで夏まつりを感じよう！「Suicaの夏まつり in 東京駅」を3日間限定で開催
事例2．毎年恒例の夏期イベントをプレスリリースで紹介
株式会社伊豆シャボテン公園は、同社グループの各施設にて「Summer 2023」の快哉を決定しました。伊豆シャボテン動物公園や伊豆海洋公園を含む6ヵ所で、夏季限定の体験イベントを展開するプロジェクトです。
各施設で実際に見られる動物の赤ちゃんの写真や、毎年恒例「ウォーターランドぷるぷる」の様子を掲載したプレスリリースがGOOD。「スイカの日」に開催するカピバラのスイカ早食い競争の案内も紹介していまし。ナイトプールの様子やグルメにも訴求することで、世代を問わず多くの人の興味関心を高めた広報PR事例です。
参考：サマーバケーション、どこで楽しむ！？伊豆シャボテン動物公園グループ「Summer 2023」
事例3．1ヵ月限定の屋外ラウンジがオープン決定
東京ミッドタウンマネジメント株式会社が運営するミッドタウン・ガーデンで、屋外ラウンジ「MIDPARK LOUNGE」を開催。イベントの詳細をプレスリリースで配信しました。施設内にある屋外ラウンジ「MIDPARK LOUNGE」を、7月14日〜8月27日の期間限定で開放する取り組みです。
プレスリリースでは、オープン情報の概要だけでなく、「MIDPARK LOUNGEの見どころ」をピックアップしているのがGOOD。ラウンジならではのおすすめメニューも写真付きで掲載しています。美容と健康を意識したオリジナルのノンアルコールドリンクも紹介。なかでも、スイカラッシー・スムージーは、スイカも添えられた画像は夏らしく目を引きます。記念日にちなんだ発信ではありませんが、スイカに関するメニュー展開の際の参考になる事例ではないでしょうか。
参考：夏の“涼”を楽しむ、木漏れ日が心地よい屋外ラウンジ「MIDPARK LOUNGE」期間限定オープン
「スイカの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「スイカの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「スイカの日」である7月27日は真夏。身近な場所でスイカを多く目にする時期でもあります。スイカに関連するイベントやキャンペーンを実施したり、スイカにまつわる調査リリースを出すのもよいでしょう。
今一度「スイカの日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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