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ホールケーキの日(毎月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ホールケーキの日(毎月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月8日は「ホールケーキの日」。今回は「ホールケーキの日」の意味や由来を解説します。

また、「ホールケーキの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に製菓業界の方や、ケーキを中心に製造・販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ホールケーキの日」の意味・由来とは?

毎月8日は「ホールケーキの日」です。洋菓子店「パティスリー イチリュウ」を各地に展開する、有限会社一柳によって制定されました。

日付は、数字の1をロウソクに見立て、カレンダー上で1日の下にある8日が「ホールケーキ」に連想できることから。普段は食べる機会が少ないホールケーキを、もっと身近に感じてもらうことが記念日制定の目的です。

誕生日をはじめとするお祝い事におすすめのケーキを紹介するのはもちろん、宿泊施設の商品を発信したり、ホールケーキの新商品を紹介したり、多様な広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ホールケーキの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ホールケーキの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ホールケーキの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ホールケーキの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ホールケーキの日」を元に発信をする流れ

「ホールケーキの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ホールケーキの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ホールケーキの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ホールケーキの日」を広報PRに活かした事例

「ホールケーキの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ホールケーキの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「ホールケーキの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.イチゴを使ったスイーツを中心に1ヵ月限定商品を展開

株式会社バイカルは、2025年4月1日から30日にかけて販売する商品のプレスリリースを発表しました。「SPRING BAIKAL(スプリング バイカル)」と題し、イチゴのスイーツを中心に展開する期間限定企画です。

「ホールケーキの日」にちなんだ事例ではありませんが、ホールケーキやショートケーキをはじめ、複数のラインナップを写真とともに紹介したプレスリリースの内容がGOOD。春らしい季節感を感じられるよう、鮮やかな色合いやイチゴの装飾にこだわった写真の撮り方も参考になります。

参考:【京都・バイカル】春到来! 4月1日より苺スイーツが盛りだくさんな1カ月

事例2.ホールケーキ注文でお祝いに適したメッセージカードを配布

エイムエンタープライズ株式会社は、ホールケーキの注文でメッセージカードを配布する期間限定企画を実施し、プレスリリースで詳細を発表しました。新しい門出の季節である春にちなんで、卒業・入学・歓送迎会といった利用シーンを提案しています。

プレスリリースでは、実際に配布する4種類のメッセージカードのデザインを写真で紹介。記念日に関する事例ではありませんが、自社が取り扱う商品と季節性をうまく組み合わせ、店舗の利用経験がない潜在層の購買意欲を高めた有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:【DISHES and TART 『SAN』】愛知に6店舗展開するSANより期間限定のホールケーキに選べるメッセージカードを配布!卒業式や入学式など、大切な人へのお祝いにいかがですか

事例3.人気を博したスイーツ店の拡大移転をプレスリリースで発表

SNSの運用代行やコンサルティング、企業研修などを手掛ける株式会社縁多(えんた)は、おひとり様用ホールケーキ専門店「ShortCakeCompany」のプレスリリースを配信。オープン後の好評を受け、4倍の広さに拡大移転することを発表しました。

従来のホールケーキのイメージとは異なる「おひとり様用」に特化し、ゆったりくつろげる空間にこだわった内観も強みとしています。「ホールケーキの日」に関する広報PRではありませんが、独自性・新規性に優れたコンテンツをプレスリリースで発信することで、メディア関係者・生活者を問わず多くの人に認知を広めた好事例です。

参考:新宿歌舞伎町、おひとり様用ホールケーキのショートケーキ専門店「ShortCakeCompany」11月8日(金)に拡大移転グランドオープン!

「ホールケーキの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月8日の「ホールケーキの日」は、洋菓子の中でもホールケーキに注目が集まりやすい日です。洋菓子の製造・販売に携わっている方や、ホールケーキを用いた商品企画などを行う企業の方にとっては特に、「ホールケーキの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ホールケーキの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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