
わらびもちの日
7月1日は「建築士の日」。今回は「建築士の日」の意味や由来を解説します。
また、「建築士の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に建築に関連する業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月1日は「建築士の日」です。1950年のこの日、建築士法が施行されたことを由来に、1987年に公益社団法人日本建築士会連合会が制定。
地域社会の健全な発展と安全かつ快適な暮らしを提供するために欠かせない、建築士の質的向上と建築士の社会的な意義を周知することを目的としています。
「建築士の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「建築士の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「建築士の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「建築士の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「建築士の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「建築士の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「建築士の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「建築士の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、今後「建築士の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントとなるはずです。
建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する株式会社総合資格は、「正解番号事前予約サービス」の受付開始をプレスリリースで発表しました。一級建築士・二級建築士の学科試験終了後、すぐに正解番号がわかるサービスです。
「建築士の日」の事例ではありませんが、建築士の試験に特化したコンテンツと、自社ならではの独自性がわかるようにまとめられたプレスリリースの構成がGOOD。利用者限定特典についても紹介しており、メディア関係者はもちろんサービスの利用経験がない人にもアプローチできています。
参考:【令和6年度 1級・2級建築士 学科試験】正解番号事前予約サービス 受付開始 <総合資格学院
個人教育事業や出版事業を展開するTAC株式会社は、新しい講座のプレスリリースを配信しました。オンラインライブ専用のプラットフォームを導入し、教室と同じスケジュールで一級建築士 設計製図本科生の講義・実習を進めていくプログラムです。
プレスリリースでは、コースの特長や担任講師など複数の見出しを設置し、「受講料が安い理由」についても訴求したのがGOODポイント。「建築士の日」の事例ではありませんが、自社の強みを明記することで独自性・新規性をアピールしています。
参考:【TAC建築士】一級建築士 設計製図本科生(オンラインライブクラス)新登場!
住宅のリフォーム工事や不動産売買を手掛ける株式会社イムラは、無料設計相談会を開催しました。2024年4月20日から5月19日にかけて、建築を検討している人に敷地活用方法などを伝えるイベントです。
無料であることと開催期間がわかるアイキャッチ、本イベントの魅力が伝わるプレスリリース内容がポイント。こちらも「建築士の日」の広報PR施策ではありませんが、約1ヵ月前にプレスリリースを公開することで多くの人に情報を届けた好事例といえるでしょう。
「建築士の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
住宅関連事業を展開する企業、建築士事務所などは7月1日の「建築士の日」に合わせたプレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。「#建築士の日」を活用したSNS投稿を実施するのも一案です。記念日をうまく活用することで、自社商品・サービスをより多くの人に周知できるでしょう。
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