
世界海洋デー
10月18日は「キャディーの日」。今回は「キャディーの日」の意味や由来を解説します。
また、「キャディーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にゴルフ業界の方や、ゴルフ用品を取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
10月18日は「キャディーの日」です。2018年6月、会員制名門ゴルフ倶楽部の「小金井カントリー倶楽部」によって制定されました。
日付は「1」をゴルフのピン、「0」をホールに、「18」をワンラウンドの標準的なホール数に見立てたのが由来。ゴルフプレイヤーを支えるキャディーに、感謝の気持ちを表すことが記念日制定の目的です。
ゴルフは、成人を中心に老若男女問わず親しまれているスポーツのひとつ。キャディーにまつわる情報を発信するだけでなく、ゴルフの楽しさを伝えたり、関連商品のプレスリリースを公開したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「キャディーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「キャディーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「キャディーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「キャディーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「キャディーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「キャディーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「キャディーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「キャディーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「キャディーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社ルックホールディングスが運営するブランド「A.P.C」から派生し「A.P.C GOLF」は、BRIEFING GOLFとのカプセルコレクションを展開することをプレスリリースで配信。2024年10月下旬より各ショップにて限定販売することの案内と、発表に先駆けて9月6日より、先行予約受注会を開催することも告知しました。
プレスリリースでは、今回発売されるラインナップの写真とともに、現在発売中のベーシックラインとの変更点やこだわりポイントなどを説明しています。ブランドのファンだけでなく、潜在層にも魅力が伝わる内容になっている点がGOODポイントです。
記念日にちなんだ発信ではありませんが、コラボレーションアイテムやイベントに関するプレスリリースの配信時の参考になる事例でもあるでしょう。
参考:【A.P.C. GOLF】A.P.C. GOLF X BRIEFING GOLFカプセルコレクション限定発売. 9/6より予約受注会開始
全国のゴルフ場内での託児を実施する「ママゴル」を運営するChild Base株式会社は、2024年8月17日開催の「エイジェック LADY GO カップ in とちぎ」についてプレスリリースを配信。出場女子プロゴルファーの子どもを預かり、プレーをサポートします。
プレスリリースでは、大会当日だけでなく練習ラウンド中を含め託児を実施する同社の強みが記載されています。さらに、ママ選手が保育士や子どもたちと映るInstagramの写真も掲載するなど、利用を迷う対象者がイメージしやすい内容になっている点もGOODポイントです。
記念日に関する広報PRではありませんが、読み手にサービスの内容が伝わるよう、丁寧にまとめられたプレスリリースの構成が参考になります。
参考:【女子プロ選手のお子様をお預かり!】ゴルフ場託児「ママゴル」が8/10『エイジェック LADY GO カップ in とちぎ』に帯同!
株式会社グリップインターナショナルが運営するオリジナルゴルフウェアブランド「VIVA HEART / ビバハート」がブランド誕生20周年を迎えたことをプレスリリースで配信。20周年記念イベントの第一弾として、9月2日より「VIVA HEART 契約プロとラウンドできるスペシャルキャンペーン」を開催します。
プレスリリースでは、契約プロと一緒にラウンドできるという独自性の高いイベントにあった目を引くビジュアルを掲載しているのが特徴です。さらにキャンペーン概要だけでなく、各契約プロのプロフィールやSNSなどを丁寧に記載しているのもGOOD。
「キャディーの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、20周年記念ロゴとともに、プロゴルファーなどからのお祝いコメントを集めたページへ誘導する展開が参考になる事例です。
参考:【VIVA HEART 20周年記念キャンペーン第一弾】契約プロとラウンドができるスペシャルイベントを開催!
10月18日の「キャディーの日」は、ゴルフプレイにおいて重要なキャディーに注目が集まりやすい日です。ゴルフ倶楽部の運営に携わっている方や、関連商品の企画・販売を行う企業の方にとっては特に、「キャディーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「キャディーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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