
生酒の日
1月26日は「コラーゲンの日」。今回は「コラーゲンの日」の意味や由来を解説します。
また、「コラーゲンの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、美容に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
1月26日は「コラーゲンの日」です。株式会社ニッピコラーゲン化粧品により制定されました。
日付は、1960年の1月26日に日本皮革研究所(現:株式会社ニッピバイオマトリックス研究所)の研究員・西原富雄氏がコラーゲンの可溶化に成功し特許を出願したことに由来しています。
繊維状であるコラーゲンは、溶解できるようになったことで化粧品や食品などさまざまな用途で使われるようになりました。
「コラーゲンの日」にちなんだ特定のイベントなどが開催されているわけではありませんが、人間にとって欠かせない成分であるコラーゲンについて考えるきっかけとなる記念日です。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「コラーゲンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コラーゲンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コラーゲンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「コラーゲンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「コラーゲンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「コラーゲンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「コラーゲンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「コラーゲンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「コラーゲンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
化粧品や健康食品などを製造販売する株式会社ニッピは、コラーゲンペプチドの継続的な摂取が、日常生活における疲労感や活力感といった気分状態を改善し、睡眠休養感も高める可能性があるという研究成果について、プレスリリースで発表しました。
プレスリリースには研究の背景と方法、結果などがわかりやすく記載されており、同社の研究所のアピールにつなげています。また、パッと見ただけで研究結果がわかるタイトル付けもGOODです。
記念日に関連したプレスリリースではありませんが、コラーゲンに関する研究成果を伝える広報PRとして参考になる事例です。
参考:コラーゲンペプチドの継続摂取は、疲労感を軽減し、活力感を高め、睡眠休養感を上げる
菓子メーカーの株式会社ロッテは、ウェルネス市場に本格的に参入する第一弾として、特許技術でHMBを配合した日本初のコラーゲンドリンク「HMBコラーゲン 美楽<ピンクグレープフルーツ味>」を新発売すると、プレスリリースで発表しました。
プレスリリースのタイトルには「特許技術」や「日本初」といった目に留まるフレーズを入れ、フックとしています。また開発背景や開発担当者のコメントなどを掲載することで、情報に厚みを持たせているのもGOOD。キャンペーンへの導線としてQRコードを掲載しているのも親切です。
記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、コラーゲンに関する新商品を伝える広報PRとして参考になる事例です。
参考:ウェルネス市場に本格参入 第一弾として特許技術(*1)でHMBを配合した日本初(*2)のコラーゲンドリンク「HMBコラーゲン 美楽<ピンクグレープフルーツ味>」発売
コスメブランドを展開する株式会社All About Beautyは、リニューアルした「リッチコラーゲン&グルタチオンシートマスク」の販売を開始するとプレスリリースで発表しました。
プレスリリースのタイトルに「1時間で1000個売れた」という印象的なフレーズを入れ、数字をフックとしている点がGOOD。リニューアル背景や製品特徴などを文章と動画で説明し、商品への理解が深まる内容になっています。
記念日に関する広報PRではありませんが、コラーゲンに関する新商品を伝えるプレスリリースとして、参考になります。
参考:【1時間で1000個売れた新商品!】注目成分グルタチオン入り「リッチコラーゲン&グルタチオンシートマスク 」を9月10日から販売開始いたします
「コラーゲンの日」は、コラーゲンに注目が集まり、コラーゲンの持つ健康や美容への効能を想起させるきっかけになる日です。
コラーゲンを原料とする化粧品・食品を製造する企業の方にとっては特に、「コラーゲンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「コラーゲンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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