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とちぎのいちごの日(3月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日とちぎのいちごの日(3月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1〜3月の25日は「とちぎのいちごの日」。今回は「とちぎのいちごの日」の意味や由来を解説します。

また「とちぎのいちごの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に栃木県産いちごを用いた商品開発・提供などに携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「とちぎのいちごの日」の意味・由来とは?

1月から3月の各25日は、「とちぎのいちごの日」です。JA全農とちぎの事務所を中心に活動する、栃木いちご消費宣伝事業委員会によって制定されました。

日付は、1月から3月にかけていちごの流通が多くなることと、「と(10)ちぎの、いちご(15)」から10+15=25日としたのが由来。1月25日・2月25日・3月25日の計3日間が記念日にあたります。

「とちおとめ」や「スカイベリー」をはじめ、栃木県産のいちごをより多くの人に食べてもらうことが、記念日制定の目的です。栃木県は、1968(昭和43)年からいちごの生産量日本一を記録しています。

栃木県産いちごの生産・販売に携わっている方はもちろん、産地にこだわった食品の製造や、いちごを用いたメニュー開発を手掛ける企業の広報PR活動にも有用な記念日です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「とちぎのいちごの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「とちぎのいちごの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「とちぎのいちごの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「とちぎのいちごの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「とちぎのいちごの日」を元に発信をする流れ

「とちぎのいちごの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「とちぎのいちごの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「とちぎのいちごの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「とちぎのいちごの日」を広報PRに活かした事例

「とちぎのいちごの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「とちぎのいちごの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「とちぎのいちごの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.栃木県農家から直接仕入れたいちごを使ったスイーツ

株式会社榮太樓總本鋪は、期間限定商品「とちあいかあんみつパフェ」の発売を発表しました。日本橋にある本店内のカフェにて、3月15日から31日にかけて販売されるスイーツメニューのプレスリリースです。

今回販売するパフェには、栃木県の農家から直接仕入れたいちご「とちあいか」を4粒使用。パフェのほかに、とちあいかを包んだいちご大福も写真とともに紹介しています。販売情報を発信することで、全国の潜在層への認知拡大効果につなげた広報PR事例です。

参考:期間限定!契約農家から届いた完熟いちご“とちあいか”を使用した「とちあいかあんみつパフェ」が登場!

事例2.Wブランド商品としてとちおとめ果汁配合ドリンクを共同開発

株式会社JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは、「栃木とちおとめ苺」と題した新商品のプレスリリースを公開しました。全国農業協同組合連合会がタッグを組み、Wブランドとして共同開発したドリンク商品です。

「ありそうでなかった」に着目し、栃木県産とちおとめ果汁を20%使用しているのが特徴。プレスリリースでは商品概要に加え、開発に至った背景・経緯や、開発者コメントを掲載している点がGOODな広報PR事例です。

参考:JA全農&JR東日本が作る“ありそうでなかった”果汁20%いちごドリンク。「栃木とちおとめ苺」が3/7(火)エキナカ&オンラインで発売!

事例3.栃木県のブランドいちごが堪能できるプレミアムビュッフェ

一般財団法人・休暇村協会は、自然にときめくリゾート 休暇村の「休暇村那須」についてプレスリリースを公開しました。50周年を迎える2022年、4月からスタートした「ONEUPプログラム」の一環として実施したプロジェクトです。

今回は「グルメのONEUP」として、「冬の厳選素材を愉しむプレミアムビュッフェ」を提供。栃木県のいちごを食べ比べたり、さまざまなスイーツが味わえたりといった場を設けています。多数の写真を掲載し、視覚的にアプローチすることで購買意欲をかき立てるプレスリリースがGOODです。

参考:「いちご王国・栃木」が誇るブランドいちごで乾杯!休暇村那須50周年企画「ONEUPプログラム」冬のグルメ編2月2日よりスタート いちご食べ比べやスイーツがずらり並ぶプレミアムビュッフェを販売

「とちぎのいちごの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月25日の「とちぎのいちごの日」は、栃木県で生産・販売されているいちごに注目が集まりやすい日です。地元の果物を扱う団体の方や、栃木県産いちごを用いた商品開発・販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「とちぎのいちごの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「とちぎのいちごの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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