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1月28日は「コピーライターの日」。今回は「コピーライターの日」の意味や由来を解説します。
また、「コピーライターの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に広告業界の方や、クリエイティブに携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「コピーライターの日」の意味・由来とは?
1月28日は「コピーライターの日」です。1956年の1月28日、著作権(コピーライト)を保証する「万国著作権条約」が公布され、著作権を表すⒸ(マルシー)※が誕生したことにちなんでいるとされます。
※ ⒸとはCopyright(コピーライト)の略符です
また、11月11日も「コピーライターの日」として一般社団法人・日本記念日協会に登録されています。こちらは、コピーライター養成講座を運営する株式会社宣伝会議が開講50周年を記念して2007年に制定。日付は、「1111」と「1」が並ぶ様子が鉛筆(ペン)のように見えることにちなんでいます。
「コピーライターの日」には、市場の活性化を目的にコピーライターによるセミナーや広告の展示などが行われています。
「コピーライターの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「コピーライターの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コピーライターの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コピーライターの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「コピーライターの日」を元に発信をする流れ
「コピーライターの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「コピーライターの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「コピーライターの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「コピーライターの日」を広報PRに活かした事例
「コピーライターの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「コピーライターの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「コピーライターの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.企業のキャッチコピー・ステートメント刷新を発表
企業年金や退職金制度の導入・設計を支援する株式会社ベター・プレイスは、「福祉はぐくみ企業年金基金」の刷新をプレスリリースで発表しました。ブランドキャッチコピーとステートメントを変更し、その目的や背景を紹介。
「コピーライターの日」とは少し異なる事例ですが、キャッチコピーという点で親和性があり、プレスリリースの内容も参考になります。今回のプロジェクトの関係者のコメントを掲載し、企業の取り組みとしてストーリー性を持たせた構成もGOODです。
参考:『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一氏協力の元「はぐくみ企業年金」のブランドキャッチコピー・ステートメントを刷新
事例2.コピーライターを招き、言語化力について説くセミナーを開催
株式会社新社会システム総合研究所は、「こうやって頭のなかを言語化する」と題したセミナーについてプレスリリースを配信しました。株式会社電通のコピーライターを講師に招き、言語化力について説くオンライン企画です。
2025年2月5日開催のセミナーですが、1ヵ月以上前にプレスリリースを配信し、多くの人に情報を届けたのがGOODポイント。「コピーライターの日」に関する事例ではないものの、幅広い層のステークホルダーに効果的に自社情報を伝えた有用な広報PR施策といえるでしょう。
参考:「こうやって頭のなかを言語化する」と題して、株式会社電通 コピーライター 荒木 俊哉氏によるセミナーを2025年2月5日(水)に開催!!
事例3.自社商品のアワード受賞実績をプレスリリースで発表
美容健康商材の企画・製造などを手掛ける株式会社イースマイルは、ダニ捕りシート「さよならダニー」のプレスリリースを配信。一般社団法人・日本ネーミング協会が主催する「日本ネーミング大賞2024」にて、審査委員特別賞を受賞しました。
プレスリリースではアワードや受賞実績について説明したうえで、同商品の魅力や販売実績なども訴求したのがGOODです。「コピーライターの日」に関連する事例ではありませんが、商品やコンセプトを伝えるネーミングと「コピーライターの日」のような関連ワードを組み合わせることで、さらなる認知拡大効果を発揮できるのではないでしょうか。
参考:あなたとはもうお別れよ、さよならダニー。「さよなら」からはじまる快適生活をサポートする、日本で一番売れてるダニ捕りシート『さよならダニー』が、「日本ネーミング大賞2024」で審査委員特別賞を受賞。
「コピーライターの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「コピーライターの日」は、コピーライターに注目が集まり、広告業界やクリエイティブな取り組みを想起させるきっかけになる日です。
広告業界の方や、クリエイティブなプロジェクトに取り組む企業の方にとっては特に、「コピーライターの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「コピーライターの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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