
ルビの日
6月2日は「おむつの日」。今回は「おむつの日」の意味や由来を解説します。
また、「おむつの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に衛生用品を扱う業界や保育関連などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。
6月2日は「おむつの日」です。赤ちゃん用紙おむつを製造するエリエール大王製紙株式会社が制定。
日付は「お(0)む(6)つ(2)」の語呂合わせから。おむつを通じて赤ちゃんの幸せと健康な成長について考えることを目的としています。
エリエール大王製紙株式会社はこの日を記念して、赤ちゃんとのコミュニケーションツールになる絵本を発刊するなどの活動を行っています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「おむつの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おむつの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おむつの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「おむつの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「おむつの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「おむつの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「おむつの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「おむつの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「おむつの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
デザイン書・ビジュアル書を中心に出版する株式会社パイ インターナショナルは、絵本『おむつのなか、みせてみせて!』についてプレスリリースを配信。2024年6月2日の「おむつの日」にちなんで、絵本購入者を対象に「ねずみくんおなまえシール」をプレゼントすることを発表しました。
トイレトレーニングの一歩に有用な絵本であることを紹介し、小さい子どもを持つ親を中心にアプローチしたプレスリリースです。表紙写真だけでなく、YouTubeの読み聞かせ動画も掲載して絵本の内容を具体的に伝えています。
参考:6月2日は【おむつの日】!累計42万部突破の絵本『おむつのなか、みせてみせて!』購入者限定特典「おなまえシール」プレゼントキャンペーン開催
大王製紙株式会社は、野外イベント「いぬのきもちフェスタ」を開催し、当日の様子をプレスリリースでレポートしました。同社が販売するパンツタイプおむつをはいた愛犬がレースを走り、タイムを競い合うイベントです。
こちらは「おむつの日」とは少し異なる事例ですが、犬用商品の認知拡大を図る広報PR施策として記念日を絡めてもよいでしょう。開催に至った背景を明記し、商品・イベントそれぞれの社会的意義を伝えたのがGOOD。イベントはもちろん、関連商品や企業への注目度アップも期待できる有用なプレスリリース事例です。
参考:2日間で143組のワンちゃんとペットオーナーさんが参加する白熱した大会に!パンツタイプのおむつをはいたワンちゃんと一緒に参加するミニトラップレース『エリエールPet キミおもいカップ』を初開催
海外アパレル・服飾雑貨・香水・アウトドア製品の輸入卸売業を営むTriDriven株式会社は、ドイツのキッズ&ベビーブランド「KINDSGUT(キンズグート)」から、くじらをモチーフにしたおむつポットを販売。商品の詳細をプレスリリースで配信しました。
豊富なカラー展開であることやキュートな見た目、サイズ感が伝わる画像を選定しているのがGOODポイント。プレスリリースの本文ではおむつポットの特徴を5点ピックアップし、それぞれを画像とともに説明した構成が参考になります。
「おむつの日」にちなんだ事例ではありませんが、プレスリリースを配信することで多くの人に認知拡大されるきっかけとなった好事例です。
参考:ドイツで愛されるキッズ&ベビーブランド<KINDSGUT(キンズグート)>。おむつ替えを楽しくする”くじらのおむつポット”が登場!
「おむつの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「おむつの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、自社製品を記念日をきっかけに発売してみるのもよいでしょう。記念日をうまく絡ませることで、自社サービスや取り組みを広く知ってもらうきっかけになるはずです。今一度「おむつの日」をきっかけにした広報PRを考案してみてはいかがでしょうか。
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