PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
国産なす消費拡大の日(毎月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国産なす消費拡大の日(毎月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月17日は「国産なす消費拡大の日」。今回は「国産なす消費拡大の日」の意味や由来を解説します。

また、「国産なす消費拡大の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特になすの栽培・販売等を扱う業界の方はもちろん、なすに関わる商品・サービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「国産なす消費拡大の日」の意味・由来とは?

毎月17日は「国産なす消費拡大の日」です。冬春なすの主要生産地である6県で構成される「冬春なす主産県協議会」により制定されました。4月17日の「なすび記念日」とともに、毎月17日をなすの消費を増やす日にするのが目的です。

冬春なす主産県協議会は岡山県・高知県・徳島県・佐賀県・福岡県・熊本県の6県で構成されています。冬春なすはハウスで栽培されるもので、出荷期間が長く収穫量が多いのが特徴です。

「なすび記念日」「国産なす消費拡大の日」は、それぞれ一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。

「国産なす消費拡大の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「国産なす消費拡大の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国産なす消費拡大の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国産なす消費拡大の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国産なす消費拡大の日」を元に発信をする流れ

「国産なす消費拡大の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国産なす消費拡大の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国産なす消費拡大の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国産なす消費拡大の日」を広報PRに活かした事例

「国産なす消費拡大の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国産なす消費拡大の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「国産なす消費拡大の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.なす収穫と試食が楽しめるツアーを開催

九州旅客鉄道株式会社は、「“なす”の味わい再発見!みやま市なす収穫と手作り味噌仕込み体験ツアー」を販売することをプレスリリースで発表。なすの一大産地であるみやま市でのなすの収穫と試食、「マルヱ醤油株式会社」で味噌の仕込み体験ができる日帰りのイベントです。

プレスリリースでは、ツアーの詳細を複数の写真とともにピックアップ。当日の行程やポイントに加え、「みやま市の“なす”」と「マルヱ醤油株式会社」を紹介した丁寧な構成がGOODです。「国産なす消費拡大の日」の事例ではありませんが、国産なすの魅力を訴求するイベントの事例として参考になります。

参考:“なす”の味わい再発見!みやま市なす収穫と手作り味噌仕込み体験ツアーのお知らせ

事例2.伝統野菜「大和丸なす」のピッツァを販売

無印良品を展開する株式会社良品計画は、奈良県の伝統野菜「大和丸なす」を使ったピッツァを関西の12店舗限定で販売することをプレスリリースで発表。伝統野菜の認知拡大と流通量の増大を目指し、「大和丸なすの素揚げの照り焼きピッツァ」などの2種を発売します。

プレスリリースでは、ピッツァの特長を3点に分け、商品の魅力をわかりやすく紹介。商品開発の背景や今後の取り組みを記載することで、こだわりと想いが伝わります。記念日に合わせた広報PRではありませんが、「国産なす消費拡大の日」との親和性が高いプレスリリースとして、参考になる好事例です。

参考:関西限定 奈良県の伝統野菜「大和丸なす」を使ったピッツァ2種を新発売

事例3.水なすを使った洋風ぬか漬けを発売

国産ピクルスの製造を手がけるNSW株式会社は、ぬかごと食べられる水なすの白ぬか漬け「洋風白ヌカ漬ケ」を発売することをプレスリリースで発表。生食できる珍しいなすであり、大阪の伝統野菜でもある「泉州水なす」を使った新商品です。

プレスリリースでは商品のビジュアルイメージをメイン画像に設定し、複数の写真とともに開発に至るまでの背景を丁寧に記載。試食の際のお客さまの声を一部掲載し、客観的に商品の魅力を訴求している点がGOODです。こちらも「国産なす消費拡大の日」に配信されたプレスリリースではありませんが、国産なすを使った商品は、記念日に絡めた広報PRを行うのもおすすめです。

参考:ぬか漬け革命!泉州特産の水なすのぬか漬けが、ぬかごと食べられる全く新しい「洋風白ヌカ漬ケ」となって新発売!

「国産なす消費拡大の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「国産なす消費拡大の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

毎月17日の「国産なす消費拡大の日」は、なすを想起させるきっかけになる日です。なすの栽培・販売等を扱う業界の方はもちろん、なすに関わる商品・サービスを扱う企業の方は「国産なす消費拡大の日」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「国産なす消費拡大の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ