フナの日
1月8日は「イヤホンの日」。今回は「イヤホンの日」の意味や由来を解説します。
また、「イヤホンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方やイヤホンに関わる商品・サービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「イヤホンの日」の意味・由来とは?
1月8日は「イヤホンの日」です。どこにでも持ち運べて、いつでも気軽に音楽を聴けるイヤホンの普及を目的として、イヤホンの総合情報サイトである「イヤホンナビ」が制定しました。日付の由来は、1と8で「イヤホン」の語呂合わせからきています。
イヤホンとは耳に直接音を伝えるために耳に差し込む形状にした変換器の一種です。今まで多くのイヤホンはコードが絡むなどの問題がありましたが、利用時のストレスを生まないための商品改良が近年行われています。例えば、Bluetooth技術を用いた無線通信によってコードが不要なイヤホン・ヘッドホンも開発されています。
「イヤホンの日」に際して、世界中の有名メーカーのイヤホンを集めて試聴、比較できるイベントなども行われています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
「イヤホンの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「イヤホンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「イヤホンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「イヤホンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「イヤホンの日」を元に発信をする流れ
「イヤホンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「イヤホンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「イヤホンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「イヤホンの日」を広報PRに活かした事例
「イヤホンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「イヤホンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「イヤホンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.「いいイヤホンの日」に合わせて広告を掲出
コンシューマー向け端末事業などを手がける華為技術日本株式会社は、11月18日の「いいイヤホンの日」に合わせて「イヤホンあるある川柳」の受賞作品を発表。加えて、11月11日から一週間、新宿駅メトロプロムナードに出現する『HUAWEI FreeClip』の巨大広告に作品を一部公開することをプレスリリースで告知しました。
プレスリリースのメイン画像には、大きな耳が印象的な広告のイメージを掲載。本文では「イヤホンあるある川柳」の受賞作品を部門ごとにわかりやすく紹介しています。さらに、実施中の「イヤホン落ちたことある?」アンケートキャンペーンの情報を展開した構成もGOOD。。
「イヤホンの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、イヤホンにまつわる記念日に合わせた広報PR施策の参考事例です。
参考:「いいイヤホン」の日に合わせて「イヤホンあるある川柳」30の受賞作品を発表!&11月11日から新宿に巨大『HUAWEI FreeClip』 が出現
事例2.限定イヤホン同梱の福袋を販売
国内オーディオメーカーの株式会社finalは、「final福袋2025」についてのプレスリリースを配信しました。全18種類の福袋で、今回のためだけに製作した巳年限定イヤホン「ETO.6」が全福袋に同梱されます。
プレスリリースでは、福袋全種類の内容を簡潔な説明文と商品販売ページのリンクとともに紹介。また「ドンシャリ」サウンドマップと題した画像を掲載し、文字だけでは伝わりにくい限定イヤホンのサウンドをグラフ形式でわかりやすく伝えているのがGOODです。
記念日に関連したプレスリリースではありませんが、イヤホンの広報PRの際に参考になる事例です。
参考:「final福袋2025」いよいよ明日11月30日正午販売開始! 巳年限定の新設計&新デザインイヤホン「ETO.6」を全福袋に同梱
事例3.骨伝導イヤホンのクラウドファンディング開始を発表
ダイビング製品などを販売するSUUNTOは、「水泳中の動作分析・疲労度検知」が可能な骨伝導イヤホン「SUUNTO AQUA」のクラウドファンディング開始を発表。先着100名限定で同製品を最大20%OFFで購入できるキャンペーンの開催と併せて、プレリリースを配信しました。
何についての情報かがひと目でわかるプレスリリースのタイトルがGOODです。本文では、製品の特徴を画像とともに丁寧に紹介。「イヤホンの日」にちなんだ事例ではありませんが、イヤホンの魅力が伝わるプレスリリースの構成が参考になります。
参考:水泳中の動作分析・疲労度検知ができる骨伝導イヤホン「SUUNTO AQUA」 クラウドファンディングを2024年12月24日(火)11:00より開始
「イヤホンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「イヤホンの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
1月8日の「イヤホンの日」は、イヤホンを想起させるきっかけになる日です。音楽業界の方はもちろん、イヤホンに関わる商品・サービスを扱う企業の方は「イヤホンの日」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「イヤホンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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