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空の日(9月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日空の日(9月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月20日は「空の日」。今回は「空の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「空の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に航空業界に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「空の日」の意味・由来とは?

9月20日は「空の日」です。民間航空再開40周年にあたる1992(平成4)年に、航空への理解や関心を高めるため、記念日として制定されました。

日付は、1911(昭和44)年9月20日に、山田式飛行船が東京上空を1時間にわたってはじめて飛行した出来事に由来しています。なお、1940年には「航空の日(9月28日)」が制定されましたが、より親しみやすいネーミングにするため、日付とともに記念日の名称も変更されました。

9月20日から30日にかけては、「空の旬間」を制定。「空の日」「空の旬間」には、航空施設見学や航空教室など、大規模なイベントが開催されています。

「空の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「空の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「空の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「空の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「空の日」を元に発信をする流れ

「空の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「空の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「空の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「空の日」を広報PRに活かした事例

「空の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「空の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「空の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.毎年恒例の「空の日」「空の旬間」にちなんだ記念事業の実施をプレスリリースで配信

成田国際空港株式会社は、航空への関心を深め、空港に親しんでもらえるようにと設けられた「空の日」「空の旬間」の記念事業を実施することをプレスリリースで発表。また、記念事業の一環として9月17日に行う「ジェット機との綱引き大会&空港見学ツアー」の参加者の募集も開始することも告知しました。

プレスリリースには、この綱引き大会は、同空港内で小学生らがジェット機と綱引きを行う毎年恒例の行事であることを記載したうえで、イベントの概要を端的にまとめて紹介。過去に実施した際の写真を掲載することで、イベントのイメージが伝わります。記念日に合わせたイベントであることがタイトルを見ただけでわかる点もGOODな参考事例です。

参考:空の日フェスティバル2023ジェット機との綱引き大会イベント参加者募集

事例2.「空の日」「空の旬間」と30周年に合わせてイベントを開催

関西エアポート株式会社は、2024年9月20日の「空の日」にちなんだプレスリリースを配信しました。関西国際空港「空の日」「空の旬間」実行委員会が手掛ける「関西国際空港開港30周年 関西国際空港「空の日」フェスティバル2024」の開催情報を紹介しています。

冒頭で記念日について紹介したうえで、「空の日」とイベントの関連性や開催概要、プログラムなどをまとめたシンプルなプレスリリースが特徴です。記念日はもちろん「30周年」という節目にも触れることで、より多くの人へ認知を広めた好事例といえるでしょう。

参考:関西国際空港開港30周年関西国際空港「空の日」フェスティバル2024を開催!

事例4.過去の写真とともに「空の日」イベントの募集情報を発表

中部国際空港株式会社は、「空の日エアポートフェスタ in セントレア」の開催を決定し、事前募集情報についてプレスリリースを配信しました。2024年9月20日の「空の日」に合わせて、仕事体験ツアーや見学ツアーなどを展開するプロジェクトです。

同社は毎年「空の日」にちなんだイベントを実施しており、プレスリリースで2023年の様子を写真で紹介したのがGOODポイント。プログラムをひとつずつピックアップすることで、複数あるプログラムがわかりやすくなっているのも魅力的です。「空の日」に特化した広報PR施策としてはもちろん、イベント情報を積極的に伝えるプレスリリースとしても参考になるのではないでしょうか。

参考:「空の日エアポートフェスタ in セントレア」開催決定!事前募集イベントの受付を開始!

「空の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月20日の「空の日」は、飛行機をはじめとする航空業界に注目が集まりやすい日です。空港に勤めている方や、航空業界に携わっている方にとっては特に、「空の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「空の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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