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夕刊紙の日(2月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日夕刊紙の日(2月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月25日は「夕刊紙の日」。今回は「夕刊紙の日」の意味や由来を解説します。

また、「夕刊紙の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に新聞・出版業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「夕刊紙の日」の意味・由来とは?

2月25日は「夕刊紙の日」です。1969(昭和44)年2月25日に、日本初となる駅売り専門夕刊紙『夕刊フジ』が創刊された出来事にちなんで、日本の記念日に制定されました。

当初は首都圏・関西圏を中心に販売され、1999年には、首都圏版106万部、関西版50万部の発行部数を記録しています。

インターネットが普及しはじめた1996年には、公式Webサイトにてニュース記事の配信をスタート。スマホやPCから閲覧する人も増えていますが、夕刊紙も各地で販売されています。

「夕刊紙の日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、新聞を扱っている方や、出版業界の方であれば、記念日をきっかけに多様な広報PRを考案できるでしょう。

「夕刊紙の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「夕刊紙の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「夕刊紙の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「夕刊紙の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「夕刊紙の日」を元に発信をする流れ

「夕刊紙の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「夕刊紙の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「夕刊紙の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「夕刊紙の日」を広報PRに活かした事例

「夕刊紙の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「夕刊紙の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「夕刊紙の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ニュース配信サービスを2ヵ月間無料で提供するキャンペーン

株式会社毎日新聞社は、ニュース配信サービス「毎日新聞デジタル」で実施するキャンペーン情報をプレスリリースで発表しました。1ヵ月自動更新のスタンダードプランを、2ヵ月間無料で提供する割引企画です。

「夕刊紙の日」に関する事例ではありませんが、自社サービスを使ったことがない潜在層に向けてアプローチした広報PR施策として参考になります。プレスリリースでは「2ヵ月無料」がひと目でわかる画像のほか、対象プランのサービス内容も簡単にピックアップしたのがGOODです。

参考:最初の2カ月無料! 毎日新聞デジタルのスタンダードプラン 「冬得」キャンペーン開始

事例2.校閲部の有識者をゲストに招いたオンラインイベントを開催

株式会社毎日新聞社は、毎日新聞校閲センターの運営サイト「毎日ことばplus」にて、「ことば茶話」と題したイベントを開催することをプレスリリースで発表しました。日刊ゲンダイ校閲部の「中の人」を起用し、トークを展開する有料会員向けオンライン企画です。

プレスリリースでは、イベントタイトルや開催日時がわかる画像を掲載したうえで、運営サービスについても紹介。「夕刊紙の日」に関する広報PR施策ではありませんが、ゲストや聞き手のプロフィールを写真とともにピックアップしたのがGOODな好事例です。

参考:毎日新聞校閲センターのイベント「ことば茶話」第7回に日刊ゲンダイ校閲部の「中の人」登場

事例3.新聞印刷工場の見学ツアー開催情報をプレスリリースで発表

新聞印刷会社の東日印刷株式会社(TONICHI)は、2024年8月23日に開催する工場見学ツアーについてプレスリリースを配信しました。毎日新聞社との共同で、小学生以上の子どもと保護者を対象に展開しているプロジェクトです。

「夕刊紙の日」に合わせた事例ではありませんが、世界最大級の新聞印刷会社を誇る同社ならではのプログラムが魅力。今回の開催情報はもちろん、「3日間でチケット完売」「参加者満足度100%」など、過去のツアーの実績を明示したのがGOODです。

参考:【TONICHI】8月23日に新聞印刷工場見学ツアーを開催 ~五感をフル活用して工場見学を楽しもう!

「夕刊紙の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月25日の「夕刊紙の日」は、新聞に注目が集まりやすい日です。新聞業界の方や、夕刊紙に関連する商材を扱う企業の方にとっては特に、「夕刊紙の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「夕刊紙の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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