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香りの記念日(10月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日香りの記念日(10月30日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月30日は「香りの記念日」。今回は「香りの記念日」の意味や由来を解説します。

また、「香りの記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に香水・フレグランスなど香りにこだわった商品を取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「香りの記念日」の意味・由来とは?

10月30日は「香りの記念日」です。第7回国民文化祭「世界の香りフェアIN能登」を開催した、石川県七尾市によって制定されました。

日付は、国際文化祭で初の香りイベントとなる「世界の香りフェア」が、10月30日に開催された出来事にちなんでいます。

七尾市は、香りグッズの全国コンクールを開催したり、商品の開発を行ったり、香りの文化を提唱する街として多様な活動を実施。

香水をはじめとする商品のプレスリリースはもちろん、香りにこだわった食品・飲料商品の広報PR活動にも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「香りの記念日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「香りの記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「香りの記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「香りの記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「香りの記念日」を元に発信をする流れ

「香りの記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「香りの記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「香りの記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「香りの記念日」を広報PRに活かした事例

「香りの記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「香りの記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「香りの記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.天然カカオの香りを楽しめるバレンタイン限定コラボ商品

有限会社コンテンポラリープランニングセンターは、新商品のプレスリリースを公開しました。2023年のバレンタインシーズンに合わせて、人気キャラクター「マムアンちゃん」とコラボした期間限定商品です。

今回発売されるチョコレートは、乳化剤・香料・着色料・保存料を使わず、天然カカオの香りを楽しめるのが強み。豊富な写真とともに概要を紹介し、視覚的にアプローチしたプレスリリースがGOODな広報PR事例です。

参考:タイの漫画家タムくんが描く人気キャラクター「マムアンちゃん」とビブリオテークがスペシャルコラボ。天然カカオの無添加クラフトチョコレート缶やクッキーパンケーキなど、バレンタイン限定アイテム新登場!

事例2.フレグランスシリーズの新商品を体験できるポップアップ

フランスの化粧品メーカーの日本法人である日本ロレアル株式会社は、ポップアップスタンド「THE BEAUTY CATWALK OF FLOWERS」の開催を決定し、プレスリリースで発表しました。「LIBRE」シリーズの新商品「リブレ オーデパルファム フローラル」を体験できるイベントです。

「香りの記念日」に関する広報PR施策ではありませんが、自社の新商品を知ってもらうイベント情報をプレスリリースで発信し、さらなる認知拡大効果に寄与したのがGOOD。ポップアップスタンドの様子がわかる写真や、実際に展開する商品写真を掲載したプレスリリース内容も参考になります。

参考:【YSL】「リブレ オーデパルファム フローラル」の香りを体験できるポップアップスタンド「THE BEAUTY CATWALK OF FLOWERS」が、表参道ヒルズに登場。

事例3.アパレルブランドとの共同でイベントを開催

ホーユー株式会社は、MARK STYLER株式会社のアパレルブランド「Ungrid」と共同開発したオーガニックヘアケアブランド「Care me(ケアミー)」についてプレスリリースを配信しました。「香林浴 ‐kourinyoku‐」と題し、ブランドの世界観と香りを体験するポップアップイベントです。

プレスリリースでは、イベントのコンセプトやブランドとしてのこだわりなどを紹介しています。こちらも「香りの記念日」のプレスリリースではありませんが、複数の写真で世界観と関連商品を紹介し、読み手の視覚にアプローチしたのがGOODな事例です。

参考:オーガニックヘアケアブランド Care me軽井沢 星野リゾートの豊かな自然の中で、香りに包まれる特別な体験。POPUPイベント『香林浴 -kourinyoku-』を実施【イベントレポート】

「香りの記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月30日の「香りの記念日」は、香水をはじめとする関連商品に注目が集まりやすい日です。ケア用品の開発・製造に携わっている方や、香りにこだわった商品の開発などを行う企業の方にとっては特に、「香りの記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「香りの記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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