PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
げたの日(7月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日げたの日(7月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月22日は「げたの日」。今回は「げたの日」の意味や由来を解説します。

また、「げたの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にファッション業界の方や、綿製品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「げたの日」の意味・由来とは?

7月22日は「げたの日」です。伝統的なはきものである下駄の良さを見直してもらいたい、という想いから全国木製はきもの業組合連合会によって制定されました。

日付は、下駄を作る際の寸法「七寸七分」に使われる数字「7」から7月に、雪道を下駄で歩いた際にその跡が漢字の「二」に見えることから22日になったそうです。

この日にちなんで、下駄を展示販売するイベントが行われている場所もあります。

「げたの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「げたの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「げたの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「げたの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「げたの日」を元に発信をする流れ

「げたの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「げたの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「げたの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「げたの日」を広報PRに活かした事例

「げたの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「げたの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「げたの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.自転車競技選手とのコラボで誕生した下駄が新登場

株式会社バランステック京都は、下駄ブランド「ETA LABO」から新商品「一本歯下駄 l’Arc-ラルク-2024 Limited Edition.」のプレスリリースを配信しました。受注生産の開始とともに、自転車競技日本代表選手の直筆サイン入り仕様の抽選を実施。

プレスリリースでは、選手とのコラボで誕生した下駄シリーズについて、背景や名前の由来を紹介しています。「げたの日」にちなんだ事例ではありませんが、本商品ならではの情報を発信することで独自性・新規性を伝えたのがGOODな広報PR施策です。

参考:話題のバランス下駄ブランド“GETA LABO”より新商品『一本歯下駄 l’Arc-ラルク-2024 Limited Edition.』を7月17日(水)より販売受付開始!!

事例2.スタイリッシュなデザインの雪駄の先行販売予約を開始

和装履物を展開する株式会社わとみは、スタイリッシュなデザインにこだわった雪駄「PETTA(ペッタ)」を、クラウドファンディングサイトで取り扱うことを発表しました。伝統的な形と、現代的な履きやすさを両立した新商品です。

「げたの日」のプレスリリースではありませんが、豊富な写真を掲載し、本商品ならではの特徴やカラーバリエーションを紹介した構成がGOOD。予約販売開始の前日に配信することで、多くの人の認知拡大効果に寄与した好事例です。

参考:伝統の雪駄を今の時代にアップグレード。スタイリッシュと⼼地よさを融合|PETTA

事例3.スニーカーと花緒が融合した新商品

学校法人・瓜生山学園京都芸術大学は、京都伝統文化イノベーション研究センターと、株式会社CHIMASKIが運営するブランド「Whole Love Kyoto」の新商品をプレスリリースで発表しました。スニーカーと花緒を組み合わせたユニークなシューズ「new HANAO SHOES」です。

こちらも「げたの日」の事例ではありませんが、伝統文化イノベーション製品として独自性の高い強みを訴求したのがGOODポイント。「ハンドメイドで取りつけ」「花緒の着せ替え可能」など、写真を用いながら魅力を伝えています。

参考:スニーカーに“花緒”をハンドメイドで取りつけた伝統文化イノベーション製品「HANAO SHOES」に、自分で花緒をカスタムできる新たなタイプが登場

「げたの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「げたの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

下駄は、日本の伝統文化のひとつ。和装の際に履く以外に、最近ではスポーティーな下駄など普段履きしやすい下駄も登場しています。下駄に関連する製品を製造・販売されている企業などは積極的に発信するとよいでしょう。

今一度、「げたの日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ