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いい医療の日(11月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いい医療の日(11月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月1日は「いい医療の日」。今回は「いい医療の日」の意味や由来を解説します。

また、「いい医療の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特に医療・ヘルスケア業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「いい医療の日」の意味・由来とは?

11月1日は「いい医療の日」です。日本唯一の医師を代表する職能団体である公益社団法人日本医師会が制定しました。

日付は、日本医師会の設立日(1947年11月1日)に由来し、「11」と「1」で「いい(11)医(1)療」と読む語呂合わせから。この記念日は、より良い医療のあり方を国民と医師がともに考え、国民医療のとしていますさらなる向上に寄与することを目的としています。

医療に関する製品やサービスの紹介、研究成果の発表など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策の実施に活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いい医療の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「いい医療の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい医療の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい医療の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい医療の日」を元に発信をする流れ

「いい医療の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい医療の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい医療の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい医療の日」を広報PRに活かした事例

「いい医療の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい医療の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「いい医療の日」に「自由研究おたすけドクター」をリニューアル

医療・ヘルスケア分野の情報発信を行うスタートアップ・株式会社メディコレは、11月1日の「いい医療の日」に合わせてホームページをリニューアルしたことをプレスリリースで発表しました。今回のリニューアルでは、より見やすいレイアウトとわかりやすいコンテンツ配置を実現。医療従事者に向け、医療DX情報を探しやすく、密接に届けられる企業サイトに改善しました。

プレスリリースでは、「いい医療の日」の目的やリニューアル背景についても紹介。記念日に関連づけて自社サービスの情報を発信することで、リニューアルの認知拡大につなげた好事例といえます。

参考:2024年11月1日―いい医療の日に、医療機関専用スマートフォン「メドコム」を提供する株式会社メドコムがホームページをリニューアル

事例2.「第8回ヘルスケア・イノベーションフォーラム」を開催

日本イーライリリー株式会社は、米国研究製薬工業協会(PhRMA)とともに「第8回ヘルスケア・イノベーションフォーラム」を東京都内で開催したことをプレスリリースで発表しました。政策関係者、有識者、産業界関係者、報道関係者など、合計345名が参加しました。

プレスリリースでは、フォーラムで発表された内容を冒頭で要約し、読み手にわかりやすく伝えています。当日の写真をメイン画像に使用し、興味を引いている点もGOODポイント。記念日に直接関連する事例ではありませんが、医療の向上に資するフォーラムを効果的に届ける構成として参考になります。

参考:「第8回ヘルスケア・イノベーションフォーラム」開催

事例3.手術支援ロボットの最新機種を使用した肺がん手術を実施

社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンターは、大阪けいさつ病院が大阪初となる手術支援ロボット「ダビンチ5」を使用した肺がん手術を実施したことをプレスリリースで発表。「ダビンチ5」は米国製の手術ロボットで、第4世代モデル「ダビンチXi」の後継機にあたる最新機種です。

プレスリリースには、ロボットを操作する様子や手術中の写真が掲載され、視覚的にわかりやすい構成に。また、執刀医のコメントを通して今後の展望についても触れています。記念日を直接関連した内容ではありませんが、情報発信の工夫として参考になります。

参考:大阪けいさつ病院、大阪初となる最新手術支援ロボット「ダビンチ5」を用いた肺がん手術を実施

「いい医療の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月1日の「いい医療の日」は、医療の向上につながる取り組みに注目が集まりやすい日です。特に、医療機関や製薬企業の方にとっては、「いい医療の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社製品・サービスと「いい医療の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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