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ひじきの日(9月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ひじきの日(9月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月15日は「ひじきの日」。今回は「ひじきの日」の意味や、日付の由来を解説します。

また、「ひじきの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、ひじきなどの海藻類を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ひじきの日」の意味・由来とは?

9月15日は「ひじきの日」です。1984(昭和59)年、三重県のひじき協同組合によって制定されました。

日付は、ひじきが長寿に効果的とされていることから、当時「敬老の日」であった9月15日に決定。ひじきを食べることで、健康的な食生活を促す目的があります。

ひじきは、和食で使いやすい食材として知られる海藻類のひとつです。煮物やサラダに和えたり、おにぎりにしたり、多様な使い方ができるのも、ひじきの魅力といえます。

「ひじきの日」に特化したイベントやキャンペーンは少ないものの、食品業界の方や、海藻類を扱う企業の方であれば、広報PRの題材に有用です。

「ひじきの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ひじきの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ひじきの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ひじきの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ひじきの日」を元に発信をする流れ

「ひじきの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ひじきの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ひじきの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ひじきの日」を広報PRに活かした事例

「ひじきの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ひじきの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ひじきの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.秋の味覚を存分に堪能できる「秋のサラダ」を期間限定で提供

株式会社アトムが運営する「ステーキ宮」は、季節限定の「秋のサラダバー」を8月27日より提供することをプレスリリースで配信。秋の味覚を存分に堪能できるように秋の食材をふんだんに使ったサラダ「ひじきとレンコンの和風サラダパスタ」や「さつま芋入りポテトサラダ」などが登場します。

プレスリリースでは提供開始する商品を画像とともに紹介。商品の特徴を端的に伝えているのがGOODです。記念日に関連した事例ではありませんが、季節性と限定性をフックにまとめられた構成が参考になります。

参考:\ステーキ宮の季節限定 秋サラダバー/秋の味覚を楽しむサラダバーが登場!

事例2.毎年大人気の夏野菜を使った『夏サラダバー』が季節限定で開始

株式会社ブロンコビリーが運営するステーキハウス ブロンコビリーは、6月21日より季節限定『夏サラダバー』を開始することをプレスリリースで配信。夏の野菜をたっぷりと使った『夏サラダバー』は、生の泉州水なすやトマト、キュウリ、ひじき、白桃などを使用した5品が登場します。

プレスリリースでは、「『夏サラダバー』メニュー詳細」として5品の料理の写真を掲載し、わりやすく紹介しているのがGOODです。提供開始の数日前にプレスリリースを配信することで、より多くの人へ情報を届けた広報PRの参考事例です。

参考:夏の暑さをブロンコビリーの「夏サラダ」で吹き飛ばそう!6月21日(金)より『夏サラダバー』を季節限定で提供開始

事例3.神奈川県が誇る名物を使ったお弁当を期間限定で販売

株式会社崎陽軒は、神奈川共同観光プロモーション実行委員会とのタイアップ企画として、「神奈川の名産品」を使ったお弁当を販売することをプレスリリースで配信。「かながわを、知り、味わうお弁当」をコンセプトに、横浜名物「シウマイ」をはじめ、「三崎産マグロ」「三浦産芽ひじき」「小田原蒲鉾」「小田原産梅干」などを期間限定で販売します。

「ひじきの日」に関する事例ではありませんが、「夏のかながわ味わい弁当」概要として「PRポイント」「価格」「販売期間」「詳細」と4項目に分けて端的に説明しているのがGOOD。シンプルな構成ですが、生活者が知りたい情報が一目でわかるように構成されたプレスリリースが参考になります。

参考:「夏のかながわ味わい弁当」を期間限定で販売!

「ひじきの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ひじきの日」は、和食の総菜を中心に、さまざまな食材に注目が集まりやすい記念日です。ひじきだけでなく、ワカメやめかぶといった海藻類を含めて、料理法や自社商品を紹介しても良いでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ひじきの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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