PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
家庭消火器点検の日(1月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日家庭消火器点検の日(1月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月19日は「家庭消火器点検の日」の日です。今回は「家庭消火器点検の日」の意味や由来を解説します。

また、「家庭消火器点検の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にガス・電気業界やイベント業界、火災に関連する様々な商品やサービスを提供されている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「家庭消火器点検の日」の意味・由来とは?

1月19日は「家庭消火器点検の日」です。複数の企業・団地が参加する一般社団法人全国消防機器販売業協会が1991年に制定。消防への通報電話番号である119の1と19を用いて、この日を記念日にしました。

消火器は家庭や職場などでも見かける身近な消防器具です。しかし、正しい使い方や点検方法を知らないという人が多いことから、この日をきっかけに家庭用消火器の使用法や点検などの確認を促しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「家庭消火器点検の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「家庭消火器点検の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「家庭消火器点検の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「家庭消火器点検の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「家庭消火器点検の日」を元に発信をする流れ

「家庭消火器点検の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「家庭消火器点検の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「家庭消火器点検の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「家庭消火器点検の日」を広報PRに活かした事例

「家庭消火器点検の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、「家庭消火器点検の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「家庭消火器点検の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.インテリアに馴染む消火器のカラーラインナップを発表

株式会社ホワイトハウスは、次世代型消火器「ファイヤーショーカスティック」のプレスリリースを配信。火元を汚さずに消せる消火器で、インテリアに馴染む12種類のカラーラインナップを発表しました。

一般的な消火器とは異なり、無害な不活性ガスを噴射して消化できるのが本商品の特徴。「家庭用消火器点検の日」の事例ではありませんが、外観を意識したデザインやカラーラインナップはもちろん、実際の利用シーンを写真で紹介し、その手軽さや安全性を伝えたプレスリリース内容がGOODです。

参考:火元を汚さず消せる次世代型消火器具「ファイヤーショーカスティック」より暮らしに馴染む全12色「カラーセレクション」が登場。

事例2.防災カタログギフト発売を記念し、地域の体験イベントを開催

建設コンサルタント事業を手掛ける株式会社サンテックインターナショナルは、2024年8月26日に開催した「誰でも参加できる海抜ゼロメートル地帯の防災訓練イベント」のレポートを配信しました。『防災カタログギフト -tokimori(とき守)-』の発売を機縁氏、投稿と江東区にて実施したイベントです。

プレスリリースではイベントの様子を写真で紹介し、カタログギフトやオリジナル商品につても丁寧に紹介したのがGOOD。「家庭用消火器点検の日」の事例ではありませんが、イベントを通じて自社製品を発信し、さらにレポートで認知拡大効果に寄与した有用な広報PR施策といえます。

参考:大切なひとへ〝想い〟を贈る『防災カタログギフト -tokimori(とき守)-』誕生記念「あなたの防災ラジオが機能しなくなるって知ってますか? 」防災訓練イベント(東京都江東区)に住民が参加し防災体験

事例3.地震火災や工場火災を防ぐオリジナル消火器を販売

自動車部品の塗装・表面処理を行う幸南工業株式会社は、オリジナル消火器を本格販売することをプレスリリースで発表しました。工場火災を経験した企業が、電気による地震火災や工場火災を防ぐために開発した消火器です。

「家庭用消火器点検の日」とは異なるプレスリリースですが、自社での経験を経て製品化を実現し、実績として幅広い層に発信したのが特徴。同業者はもちろん、メディア関係者への認知拡大効果も期待できる好事例です。

参考:工場火災を経験した幸南工業株式会社がオリジナル消火器を本格販売~電気が原因による地震火災や工場火災などを未然に防ぐ

「家庭消火器点検の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月19日の「家庭消火器点検の日」の意味や由来を紹介しました。この日に関連する広報PRでは、ガス関連の企業だけでなく、世界市場を調査しているレポートでも取り上げられています。いずれも家庭用消火器の使い方の再確認や点検に必要性があることを伝えています。

「家庭消火器点検の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、家庭消火器点検の日に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。また、自社で家庭消火器点検の日に関する取り組みをしている場合はそちらも発信するとよいでしょう。

家庭消火器点検の日に関するイベントやアンケートは、防災の意識を高めることにもつながります。今一度、家庭消火器点検の日をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

今から準備できる、おすすめテーマ