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日本太鼓の日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日本太鼓の日(11月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月11日は「日本太鼓の日」。今回は「日本太鼓の日」の意味や由来を解説します。

また、「日本太鼓の日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽・楽器を事業とする企業や地方自治体、地域活性化の推進に取り組む企業などはぜひ参考にしてみてください。

「日本太鼓の日」の意味・由来とは?

11月11日は「日本太鼓の日」です。1997年(平成9年)に公益財団法人日本太鼓財団によって制定。数字の1を太鼓を打ち鳴らすためのバチを2本並べたことに見立てて、この日を記念日に定めました。

日本の伝統文化として日本太鼓・和太鼓の活性化と魅力を発信することによって、理解の促進を図ることを目的としています。

「日本太鼓」のキーワードと親和性の高いイベント情報を発信したり、「日本太鼓の日」に絡めたプレスリリースを配信したりといった広報PR施策に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「日本太鼓の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日本太鼓の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本太鼓の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本太鼓の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日本太鼓の日」を元に発信をする流れ

「日本太鼓の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日本太鼓の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本太鼓の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日本太鼓の日」を広報PRに活かした事例

「日本太鼓の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日本太鼓の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「日本太鼓の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.太鼓のサウンドを極限まで追求したソフトウェア音源を発売

株式会社ソニカは、KONTAKTライブラリの新作の音源「TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection」をソフトウェア音源ブランドSonica Instrumentsから発売。今や世界中で重宝されている太鼓のサウンドと表現力を徹底的に追求し、16種類の太鼓の音源を国内の音楽ホールで収録した商品です。

「日本太鼓の日」にちなんだ発信内容ではありませんが、プレスリリースにYouTube動画を埋め込むことで、ソフトウェア音源の肝となる音声データを確認できる構成がGOOD。珍しい音楽ホールでの収録時の様子や、音源の種類の豊富さがひと目でわかる画像も、イベント開催だけではない音楽業界のプレスリリースとして参考にしたいポイントです。

参考:日本が世界に誇る、太鼓のサウンドを極限まで追求したソフトウェア音源「TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection」をリリース!

事例2.和太鼓をはじめ一流アーティストが集う日本文化フェスティバル

新潟市は、アートミュージックジャパン実行委員会と「アート・ミックス・ジャパン2025」を開催することをプレスリリースで紹介しました。本イベントは、和太鼓をはじめ全国にある伝統芸能・地域芸術を新潟に集結させ、観賞・体験を通して楽しめる文化の祭典です。

過去に実施されたイベントやワークショップなどの様子がわかる色彩豊かな画像を多用することで、全国規模のビッグイベントであることがプレスリリース全体を通して伝わります。太鼓に関するイベント開催時には、本事例を参考に「日本太鼓の日」に合わせて、太鼓を観賞している様子が伝わる画像を使用し、プレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。

参考:新潟で一流の伝統芸術を楽しめる、日本文化フェスティバル「アート・ミックス・ジャパン2025」チケット好評発売中

事例3.和太鼓と演劇で壮大な世界に引き込まれる『ツァディク』が世界初演

「まといの会」を通して和太鼓の演奏活動や交流会の企画を行う旗本企画は、和太鼓と演劇で語り・奏でる新作の舞台『ツァディク』が名古屋市千種文化小劇場で、世界初演を迎えることをプレスリリースで配信。

プレスリリースのタイトルに「今の子ども達に一番観てほしい作品」と想定する対象者を隅付き括弧で明示して開催者の想いが伝わるように工夫している点がGOODポイントです。質疑応答形式で企画背景を記載しているのも、さらに掘り起こしたいとメディア側の取材意欲をかきたてます。「日本太鼓の日」に関するプレスリリースではないものの、和太鼓や演劇の広報PRの際に参考になる事例ではないでしょうか。

参考:【今の子ども達に一番観てほしい作品】和太鼓と演劇で語り・奏でる物語、ロマンが詰まった『ツァディク』が世界初演

事例4.「きりゅう本六和太鼓祭り」で寄付の受け付けを開始

株式会社さとふるが提供する「さとふるクラウドファンディング」で、群馬県桐生市が「和太鼓で桐生の魅力を全国へ!きりゅう本六和太鼓祭り」で寄付の受け付けを開始。詳細をプレスリリースで配信しました。

「日本太鼓の日」に関連した事例ではありませんが、群馬県桐生市からのメッセージを入れて寄付を募る想いや地方自治体をはじめ地域の団体活動を応援したいという自社の想いを伝えている点がGOOD。地域活性化を促した社会性のあるプレスリリースの構成が参考になります。

参考:群馬県桐生市とさとふる、全国から和太鼓奏者が集う「きりゅう本六和太鼓祭り」の開催と、イベントを通した市の魅力発信のため、寄付受け付けを開始

「日本太鼓の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「日本太鼓の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

太鼓といえば夏祭りのような暑い時期を連想しがちですが、気温が暖かくなり始めるこの時期は太鼓に関連したイベントの開催におすすめのタイミングといえます。イベントの開催以外にも、自社が提供している製品やサービスに太鼓に関連したものがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

今一度、「日本太鼓の日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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