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かいわれ大根の日(9月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日かいわれ大根の日(9月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月18日は「かいわれ大根の日」。今回は「かいわれ大根の日」の意味や由来を解説します。

また、「かいわれ大根の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にかいわれ大根をはじめとするスプラウトを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「かいわれ大根の日」の意味・由来とは?

9月18日は「かいわれ大根の日」です。1986(昭和61)年、かいわれ大根の魅力を広く知ってもらうために、当時の日本かいわれ協会(現:日本スプラウト協会)によって制定されました。

記念日の月は、9月に会合が開かれたことから。18日は、1がかいわれ大根の茎、8を横にすると葉のように見えることにちなんでいます。かいわれ大根は薬味として使われるケースが多い食材ですが、ビタミンなどの栄養分が豊富なのが魅力。

「かいわれ大根の日」に限定したイベントは少ないものの、かいわれ大根がスプラウト(発芽野菜)のひとつであることから、豆苗やブロッコリースプラウトなどの広報PRに活かしても良いでしょう。

「かいわれ大根の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「かいわれ大根の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「かいわれ大根の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「かいわれ大根の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「かいわれ大根の日」を元に発信をする流れ

「かいわれ大根の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「かいわれ大根の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「かいわれ大根の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「かいわれ大根の日」を広報PRに活かした事例

「かいわれ大根の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「かいわれ大根の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「かいわれ大根の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.江崎グリコと新商品を使った食のコラボワークショップを開催

コクヨ株式会社は、新商品「洗えるハサミ<サクサ>)」を使った食のワークショップを、江崎グリコ株式会社と共同で開催することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには「洗えるハサミ<サクサ>」を使って葉ネギやオクラ、かいわれ大根などのトッピング食材のカット体験が楽しめるワークショップの内容を紹介。商品の詳細はもちろん、ワークショップが実施される「コクヨのくふうフェス2023」会場マップやコンテンツ情報を丁寧に記載しているのがGOODです。記念日にちなんだプレスリリースではないものの、2社の取り組みが伝わる好事例です。

参考:江崎グリコ「炊き込み御膳とり五目」に文具のノウハウから生まれた「洗えるハサミ<サクサ>」で具材を“チョキ足し!?”するコラボワークショップを実施

事例2.東海エリア初となる発芽野菜の生産センターを新設

発芽野菜の生産販売を行う株式会社村上農園は、東北エリア初の生産センターを宮城県黒川郡大郷町に新設。2023年6月16日に竣工式を実施したことをプレスリリースで配信しました。

新設した生産センターでは、豆苗やスプラウト、かいわれ大根などを生産します。プレスリリースのアイキャッチには、竣工式でのテープカットの様子を掲載。施設の特徴や概要について記載するだけでなく、従業員が地元雇用中心であることや、発芽野菜の生産施設では国内最大規模など、企業としてのアピールポイントを伝えている点がGOODなプレスリリースです。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、新設情報だけではなく、竣工式のレポートを掲載することで、取り組みを周知できた参考事例です。

参考:東北エリア初進出!発芽野菜生産施設では国内最大規模「宮城大郷生産センター」がついに完成

事例3.キャベツが旬を迎える時期に千切りキャベツを20%増量して販売

株式会社サラダクラブは、価格は据え置きで「千切りキャベツ ビッグパック」を20%増量して2月1日から2月29日までの期間限定で販売することをプレスリリースで配信。キャベツが旬を迎え収穫量が増えるこの時期に2021年より毎年、増量企画を実施しています。

プレスリリースでは、管理栄養士浅野まみこ氏監修で『千切りキャベツと家にある食材で簡単に!』をテーマにレシピを開発。千切りキャベツを使ったレシピとして、キャベツたっぷりの「スープパスタ」やキャベツやかいわれ大根など「野菜が摂れるパンケーキ」を画像とともにレシピを紹介。記念日に関する事例ではありませんが、より多くの人に周知するために、アレンジレシピを用いて魅力を伝えている点がGOODです。

参考:キャベツの旬に合わせた“増量企画”を初めて全国で展開!価格据え置きで「千切りキャベツ ビッグパック」を20%増量

「かいわれ大根の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月18日の「かいわれ大根の日」は、かいわれ大根をはじめとするスプラウトに注目が集まりやすい記念日です。飲食業界の方や、スプラウトを中心に取り扱っている方にとっては特に、「かいわれ大根の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、食材のプレスリリースだけでなく、かいわれ大根と自社商品を組み合わせたレシピを紹介するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「かいわれ大根の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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