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求婚の日(1月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日求婚の日(1月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月27日は「求婚の日」。今回は「求婚の日」の意味や由来を解説します。

また、「求婚の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にブライダル業界の方や婚活関連のサービスを提供している企業、イベント運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「求婚の日」の意味・由来とは?

1月27日は「求婚の日」です。1883年(明治16年)のこの日、日本で初めて新聞に求婚公告が掲載されたことに由来しています。

求婚広告は、中尾勝三郎という人によって伊勢新聞および三重日報に掲載されました。「先頃女房を離縁して不自由勝ゆえ、貧富を論ぜず、十七歳以上二十五歳にて嫁にならうと思ふ物は照会あれ」という広告を出したところ、近隣の女性が応募しめでたく結婚に至りました。

求婚はプロポーズともいい、この日と関連する記念日に全日本ブライダル協会が定めた6月の第1日曜日の「プロポーズの日」があります。

「求婚の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「求婚の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「求婚の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「求婚の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「求婚の日」を元に発信をする流れ

「求婚の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「求婚の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「求婚の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「求婚の日」を広報PRに活かした事例

「求婚の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「求婚の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「求婚の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「求婚の日」に合わせ調査結果を発表

婚約指輪ブランド「DIALLURE」を運営する株式会社EMINAは、同ブランドで取り扱う「ラボグラロウンダイヤモンド」に関する調査を実施。「ラボ(研究室)で育った(グロウン)」ダイヤモンドの認知度や、婚約指輪として検討するかなどのリサーチ結果を「求婚の日」に合わせて配信しました。

プレスリリースでは、調査結果を簡潔なまとめ文とグラフの画像を用いて発表。それぞれの質問項目を、見出しや太字を使い、見やすくまとめているのがポイントです。「求婚の日」に合わた参考事例です。

参考:【1月27日は求婚の日】エシカルなラボグロウンダイヤモンドは婚約指輪の新潮流となるか? 徹底調査

事例2.セカンドプロポーズのための「節約レシピ」本を刊行

総合エンターテインメント企業の株式会社KADOKAWAは、『簡単やみつき幸せレシピ 食費は削っても幸福度は右肩上がり!』の刊行をプレスリリースで発表。妻への「セカンドプロポーズ」のために考案した82品の節約レシピが掲載されたレシピ本です。

プレスリリースでは、書籍の表紙やレシピページの画像に加え、レシピによって11キロ減量したという著者本人のビフォーアフター写真も掲載。安いだけでなく「やせうまレシピ」であることを視覚的にアピールした点がGOODです。書籍の紹介には著者本人の言葉を引用するなど、レシピと本への想いが伝わる構成もポイント。「求婚の日」に関する事例ではありませんが、プロポーズに関連する書籍の広報PRの好事例です。

参考:お金と手間はかけないけれど、激うまで笑顔になれて、ダイエットにもなる! “セカンドプロポーズ”を成功させた30代男子の幸せレシピ

事例3.プロポーズの花束をキャンドルに変える「ブーケキャンドル」を販売

ブーケキャンドル専門店「bellbouquet」を運営する株式会社KUROMAKUは、結婚式やプロポーズの花束をキャンドルに仕上げる自社のフルオーダー製ブーケキャンドルサービスについてプレスリリースを配信。サイズ、香り、加工方法などのオーダーをもとに、世界でたった一つのキャンドルを職人が手作業で仕上げるサービスです。

プレスリリースでは、サービスの内容とこだわりの材料などについて、美しい花が印象的なブーケキャンドルの写真とともに紹介。約半年で総オーダー件数が500件を突破したことや提携している結婚式場名を記載し、具体的な数字や情報で、サービスへの支持やその魅力を訴求した点がGOODです。

こちらも「求婚の日」のプレスリリースではありませんが、婚約や結婚に関連する商品などは、記念日に合わせて広報PRを行い、サービスの認知拡大を図るのもおすすめです。

参考:結婚式やプロポーズの花束を永遠のカタチに!サステナブルなアフターブーケ”キャンドル”!

「求婚の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「求婚の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「求婚の日」には、結婚や婚活、プロポーズといったワードに注目が集まります。婚活中の方はもちろん、プロポーズを検討している人を対象とした製品やサービスを取り扱っている場合は、積極的に発信・PRするとよいでしょう。

今一度「求婚の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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