月ロケットの日
11月6日は「お見合い記念日」。今回は「お見合い記念日」の意味や由来を解説します。
また、「お見合い記念日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に婚活業界の方や、結婚にかかわる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「お見合い記念日」の意味・由来とは?
11月6日は「お見合い記念日」です。1947年の11月6日、東京都の多摩川の河川敷で集団お見合いが開催されたことにちなみ、記念日とされています。
終戦後間もない1947年、当時発行されていた結婚紹介雑誌『希望』の主催のもと、戦争を理由に結婚できていなかった20~50代の男女を集めた大々的なお見合いイベント。まさに「婚活」のパイオニアといえます。
近年では、オンラインをメインとした婚活サービスやマッチングアプリなど、お見合いの形態もさまざま。自社サービスのリリース情報をプレスリリース配信したり、「お見合い記念日」に絡めたイベントを開催したりといった広報PR施策に活かせるでしょう。
「お見合い記念日」をきっかけに広報PR活動する効果
「お見合い記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「お見合い記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「お見合い記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「お見合い記念日」を元に発信をする流れ
「お見合い記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「お見合い記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「お見合い記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「お見合い記念日」を広報PRに活かした事例
「お見合い記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「お見合い記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
記念日に関した事例ではないものも、今後「お見合い記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.結婚を真剣に考える20代30代の独身者を対象にしたイベント開催
一般社団法人日本婚活支援協会は、「本気で結婚したい」と考えている20代30代の独身者を対象にしたイベント『2024 AUTUMN “GARDEN PARTY”』を開催することをプレスリリースで配信。結婚につながる出会いを提供するイベントは、今年で14年目を迎えました。昨年は、年5回のイベントで独身男女300名が参加し、39組のカップルが誕生しています。
プレスリリースでは、イベントの様子を写真とともにイベント情報を紹介するだけでなく、過去の参加者アンケートまで記載しています。「お見合い記念日」に関する事例ではありませんが、参加者アンケートの結果や、わかりやすいイベント概要が掲載されたプレスリリースの構成は参考になります。
参考:【令和6年 独婚祭14th】結婚への第一歩を応援!『2024 “AUTUMN GARDEN PARTY”』秋を楽しむガーデンパーティー開催します
事例2.オタク層向け結婚相談所のサービス1周年記念キャンペーン
オタク層向けに特化した結婚相談オンラインサービスの「とら婚コネクト」を運営する株式会社虎の穴は、2023年10月にサービス開始から1周年を迎えたことをプレスリリースで配信。記念して「初月会費無料キャンペーン」および高精彩複製原画イラストが当たる「Xフォロー&リポストキャンペーン」を実施します。加えて、X(旧 Twitter)で高精彩複製原画が当たるフォロー&リポストキャンペーンも同時開催。
プレスリリースでは、「とら婚コネクト」、各キャンペーンの概要を丁寧に記載。キャンペーン開催に合わせたプレスリリース配信で、多くの人の注目を集めた広報PR事例です。「お見合い記念日」の広報PRではないものの、自社ならではの賞品と周年記念を組み合わせ、潜在層の認知拡大効果を高めた有用な事例といえるでしょう。
参考:オンライン特化型の結婚相談所「とら婚コネクト」が一周年!1ヶ月無料で体験できるお得なキャンペーンを実施
事例3.サービス利用者を対象にアンケート調査を実施
マッチングアプリ情報メディア「ふくむすび」を運営する株式会社Liamは、アンケート調査を実施しました。2023年7月31日から9月13日にかけて、ゼクシィ縁結びエージェントを利用したことがある10~50代の男女66人を対象に行ったWebアンケートの調査レポートです。
「アンケートの結果のまとめ」では、ゼクシィ縁結びエージェントを利用した決め手や、結婚できた割合を男女別で紹介。さらに「アンケート詳細」の見出しで、各項目の結果をグラフとともにピックアップしています。
「お見合い記念日」にちなんだプレスリリースとしてはもちろん、アンケート調査のレポートとしても参考にしやすい広報PR事例です。
参考:ゼクシィ縁結びエージェントを利用した男女の口コミ・評判をアンケート調査
「お見合い記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
11月6日の「お見合い記念日」は、お見合いに注目が集まり、婚活を想起させるきっかけになる日です。
婚活事業を手がける企業の方や、結婚にかかわる企業の方にとっては特に、「お見合い記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「お見合い記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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