
世界自閉症啓発デー
毎月1日は「Myハミガキの日」。今回は「Myハミガキの日」の意味や由来を解説します。
また、「Myハミガキの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に歯ブラシメーカーの方や、ハミガキに関する情報発信を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
毎月1日は「Myハミガキの日」です。歯ブラシをはじめとするオーラルケア製品を製造・販売する、ライオン株式会社によって制定されました。
日付は、「1人1本のMyハミガキ」にちなんで、月の初めである毎月1日に、自分のハミガキを見直してほしいという想いから。個人用のハミガキについて考え、口の健康を維持してもらうことが、記念日制定の目的です。
同社は記念日制定から、X(旧 Twitter)を用いた啓発活動やキャンペーンなど、多様な施策を行っています。
ハミガキの重要性を発信するコンテンツをプレスリリースで出したり、オーラルケアの新商品を紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「Myハミガキの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「Myハミガキの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「Myハミガキの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「Myハミガキの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「Myハミガキの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「Myハミガキの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「Myハミガキの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「Myハミガキの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「Myハミガキの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
株式会社ダイセルは、海洋生分解性を有する歯ブラシについて、ニュースリリースを発表しました。今回の取り組みでは、同社グループの酢酸セルロース樹脂を用いた歯ブラシが、広島県内のホテルに採用決定。
海洋ゴミをはじめとする環境問題を解決するため、循環型社会の構築を目指した活動の一環です。ニュースリリースとして幅広い層に発信することで、同社の理念や取り組みについて認知してもらい、環境問題への興味関心にもつなげた広報PR事例といえます。
スイス発の高機能歯ブラシCuraprox(クラプロックス)を販売する株式会社クラデンジャパンは、限定商品のプレスリリースを配信しました。氷の結晶をイメージしたブラシと、透明なハンドルが特徴的な「クリアエディション シーズン2」の発売情報です。
特別なデザインを施した今回の限定セット商品について、写真と概要をわかりやすくまとめているのがGOODポイント。既存顧客はもちろん、メーカーや商品を知らない潜在層にアプローチし、販売促進効果を発揮した広報PR事例です。
参考:【新商品情報】スイス発プレミアム歯ブラシ「クラプロックス」から限定版「クリアエディション シーズン2」登場
生活雑貨メーカーの株式会社マーナは、「fit(フィット)ハブラシ」と名付けた新商品の発売を発表しました。骨格の特徴などが原因で歯並びが悪くなりやすい日本人の「歯の磨きにくさ」に着目し、矯正歯科の専門医と共同開発した歯ブラシです。
磨き残しを防止し、歯垢を書き出すような形状に設計されているのが強み。商品の写真だけでなく、歯の模型を用いた実践イメージ画像を掲載したプレスリリースがGOODです。生活雑貨を幅広く取り扱うメーカーならではの広報PR活動ともいえるでしょう。
毎月1日の「Myハミガキの日」は、オーラルケアや歯ブラシに注目が集まりやすい日です。ケア関連商品の製造販売に携わっている方や、ハミガキの開発を手掛ける企業の方にとっては特に、「Myハミガキの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「Myハミガキの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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