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ネット銀行の日(10月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ネット銀行の日(10月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月12日は「ネット銀行の日」。今回は「ネット銀行の日」の意味や由来を解説します。

また、「ネット銀行の日」をきっかけに広報RP活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に金融業界の方や、ネット銀行の運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ネット銀行の日」の意味・由来とは?

10月12日は「ネット銀行の日」です。2013年、株式会社ジャパンネット銀行(現:PayPay銀行株式会社)によって制定されました。

日付は、PayPay銀行株式会社の前身となる株式会社ジャパンネット銀行が、2020年10月12日に日本ではじめてインターネット専業銀行として営業をスタートしたのが由来です。

ネット銀行の存在やメリットを発信し、より多くの人々に認知してもらうことを目的としています。

近年ではさまざまな企業がネット銀行を展開しているため、生活に馴染みのある分野のひとつともいえるでしょう。

ネット銀行の取り組みを紹介するだけでなく、関連のサービスについて情報を発信したり、システム開発のニュースリリースを出したりといった広報PRにも有用な記念日です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ネット銀行の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ネット銀行の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ネット銀行の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ネット銀行の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ネット銀行の日」を元に発信をする流れ

「ネット銀行の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ネット銀行の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ネット銀行の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ネット銀行の日」を広報PRに活かした事例

「ネット銀行の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ネット銀行の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ネット銀行の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.住信SBIネット銀行で「アプリでATM」利用時の手数料無料へ

住信SBIネット銀行株式会社は、ATM手数料の改定をおこない、対象となる個人のお客さまの「アプリでATM」利用時のATM手数料をゼロとする予定であると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースの冒頭に、アイキャッチとして本サービスの概要がひと目でわかる画像を配置しています。また、現行と変更後のポイントを表で見せることで、読みやすくしている点もGOODです。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、ネット銀行のサービス変更を知らせるプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:住信SBIネット銀行、ATM手数料ゼロの新時代へ~「アプリでATM」利用で、手数料完全無料化を実現 ~

事例2.PayPay銀行株式会社が800万口座を突破

PayPay銀行株式会社は、預金口座数が800万口座を突破したことを知らせるプレスリリースを配信しました。社名変更からの3年間で、約300万口座増加したとのことです。

プレスリリースでは口座数の増加を表すグラフの画像をトップに配置し、強いインパクトを与えています。800万口座に至る軌跡を紹介し、急成長の背景を知ることができる点もGOOD。サービスの特長も丁寧に紹介し、さらなる顧客獲得を促進しています。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、ネット銀行の成長を知ってもらうための広報PRとして参考になる事例です。

参考:800万口座突破のお知らせ

事例3.『インターネットバンキングの利用』に関する調査実施

ネットリサーチ会社のマイボイスコム株式会社は、25回目となる『インターネットバンキングの利用』に関するインターネット調査を実施し、その結果をプレスリリースでレポートしました。インターネットバンキングの利用状況や選定時の重視点、利用意向などについて調査しています。

プレスリリースの冒頭に「TOPICS」として調査結果の概要がまとめられており、そこだけ読めばポイントがわかるようになっている点がGOOD。過去の調査のリンクも入れることで、経年変化も見ることができます。記念日に配信されたプレスリリースではありませんが、ネット銀行に関する調査レポートとして、参考になる事例です。

参考:【インターネットバンキングに関する調査】現在利用している人は7割弱。利用経験者のうち、「口座情報の照会・明細の確認」を利用する人が約85%、「振り込み・送金」が8割弱

「ネット銀行の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月12日の「ネット銀行の日」は、ネット銀行やアプリでの取引を想起させるきっかけになる日です。ネット銀行の運営に携わっている方や、関連のサービス開発・販売を担う企業の方にとっては特に、「ネット銀行の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ネット銀行の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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