
カメラ発明記念日
2月13日は「NISAの日」。今回は「NISAの日」の意味や由来を解説します。
また、「NISAの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に資産運用や金融商品の販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2月13日は「NISAの日」です。2014年に開始した小額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」を記念し、特定非営利活動法人・確定拠出年金教育協会によって制定されました。
日付は「ニ(2)-サ(13)」と読む語呂合わせから。投資に関する基礎知識を蓄え、NISAの仕組み・制度・メリットを広めることがおもな目的です。
毎年2月13日には、金融庁や関連の業界団体を中心に「NISAの日」にちなんだ広報PR活動が行われています。市場の動向を調査リリースで発信したり、資産運用のセミナーを開催したり、さまざまなイベント・キャンペーンに有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「NISAの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「NISAの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「NISAの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「NISAの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「NISAの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「NISAの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「NISAの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「NISAの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「NISAの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
松井証券株式会社は、2025年2月13日の「NISAの日」にちなんでプレスリリースを配信。公式Xアカウントでは「NISAの日キャンペーン」、公式サイトで「NISA応援プログラム」と題した2種類の企画を展開しました。
キャンペーンをきっかけに認知拡大を図っただけでなく、アンケート回答の条件を設けたのがポイントです。プレスリリースには「NISAの日」と記念日を明記することで、より幅広い層へアプローチできています。
参考:抽選で213名様に最大5万円分が当たる「NISAの日キャンペーン」を開催!最大2,000ポイント貰える「NISA応援プログラム」も実施中
楽天証券株式会社は、2025年2月11日に開催するイベント「楽天証券NISA&バレンタインフェア ~2月13日はNISAの日~」についてプレスリリースを配信しました。「NISAの日」に合わせて、NISAの魅力や活用方法などを発信する無料公開イベントです。
2月13日という日付から、「バレンタインデー」を組み合わせたのがユニークなポイント。NISA口座数第1位の自社実績をビジュアル・文章両方に明記することで、公開イベントの有益性も伝えられています。
参考:楽天証券、「楽天証券NISA&バレンタインフェア」を開催!
吉本興業株式会社は、2025年2月12日の「NISAの日」を記念し「NISA喫茶 今からでも遅くない!知って得するNISAのコト とある喫茶店で描く自分の未来」を開催することを発表しました。ファイナンシャルプランナー一級の資格を持つ登壇者や、喫茶店を舞台にしたストーリーなどについてプレスリリースで紹介しています。
イベントの概要を踏まえたうえで、出演者がわかるよう写真も掲載したのがGOODポイント。メディア関係者への認知拡大はもちろん、約1ヵ月前の配信でより多くの人に自社情報を届けた有用な広報PR事例といえるでしょう。
参考:金融庁×吉本興業 FP1級取得のサバンナ・八木がNISA初心者向けにわかりやすく解説 2月13日「NISAの日」に記念イベントを開催!
2月13日の「NISAの日」は、NISAに注目が集まり、投資や資産運用を想起させるきっかけになる日です。金融商品を扱う企業の方や、資産運用に関する商材を開発・販売する企業の方にとっては特に、「NISAの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「NISAの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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