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パイの日(3月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日パイの日(3月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

3月14日は「パイの日」。今回は「パイの日」の意味や由来を解説します。

また、「パイの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に菓子業界の方や、パイにまつわる商品の企画・販売を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「パイの日」の意味・由来とは?

3月14日は「パイの日」です。日付の3月14日が円周率の近似値『3.14』であり、円周率をギリシャ文字では『n(パイ)』と表すことから、2002年に日本パイ協会によって制定されました。

生地を何度も折り返し、層を重ねて作るパイは「まるい円で円満」「エンドレスの愛」などを連想させ、年月をかけて愛を育もうというメッセージが込められています。3月14日は同日にホワイトデーでもあることから、バレンタインのお返しとしてパイを贈る日にもなっています。

なお「パイの日」は、世界中でも様々な祝われ方をされており、ある団体では円周率のπとかけて国立科学財団の数学と科学教育プログラムの継続的な重要性を認識する日となっていたり、パイを食べるまたは映画「π」を見るなど「パイ」に関する行為で祝う人々もいたりします。日本でも、数学を生涯学習として定着させるために「パイの日」を照準に合わせた各種イベント等も開催されています。

「パイの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「パイの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「パイの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「パイの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「パイの日」を元に発信をする流れ

「パイの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「パイの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「パイの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「パイの日」を広報PRに活かした事例

「パイの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「パイの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「パイの日」にちなんだ特別メニューを提供開始

ウェディング事業を行う株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、横浜・みなとみらいのパイ専門店『Pie Holic(パイホリック)』にて、3月14日の「パイの日」にちなんだ企画を実施。2024年3月1日から17日の期間中、「パイの日限定 松阪牛ランチパイ食べ放題コース」やディナーで「ロブスターキャビアサンドパイ」を記念日である3月14日に合わせて税込3,140円で提供します。

プレスリリースのアイキャッチには、シズル感のある松阪牛のサーロインパイの画像を掲載しているのがGOOD。今回提供するランチとディナーでそれぞれのメニューのポイントを丁寧に紹介しています。こ記念日をうまく活用した好事例です。

参考:松阪牛のサーロイン、ロブスターにキャビア Pie Holicの贅沢パイがパイの日にちなみ3,140円で登場

事例2.新定番スイーツ「スイートポテトパイ」を全店で販売開始

関東を中心に洋菓子・洋惣菜のテイクアウトショップを展開する株式会社フロジャポンは、運営するフロプレステージュ(FLO)の全店にて「スイートポテトパイ~お芋のきもち〜」を販売することをプレスリリースで配信。そのままでも、温めてもおいしいサクサクのパイ生地と濃厚なお芋のクリームが特長の店舗限定販売の新商品です。

魅力が伝わる画像とテキストで商品を紹介したプレスリリースです。温めの目安や手土産に適していることなどをちょっとした情報も記載することで、読み手の興味・関心を促します。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、内容以外にもメディアが利用しやすいように、文字を載せている画像と載せていない画像を用意しているのも参考になるポイントです。

参考:【フロプレステージュ】サクサク♪ほっこり♪新定番!FLOの「スイートポテトパイ~お芋のきもち~」全店販売開始

事例3.店舗限定で新商品「バターミルフィーユ」を販売

首都圏を中心にオリジナルブランド商品の直営店販売・卸売事業などを行う株式会社シュクレイは、展開する菓子ブランド「Butter Butler(バターバトラー)」より、限定スイーツを新発売することをプレスリリースで配信。東京ギフトパレット店限定で2024年2月15日より新商品「バターミルフィユ」の販売を開始します。

プレスリリースには、キャラメリゼして焼き上げたサクサク食感のパイにヨーロッパの発酵バターで仕立てたバタークリームを挟んだ新商品の味わいを紹介。記念日に関する広報PRではありませんが、「ここでしか買えない」という店舗限定の希少性をフックして新商品をアピールした参考事例です。

参考:全国ここでしか買えない限定スイーツ!バターが主役のスイーツブランド【Butter Butler(バターバトラー)】より、東京ギフトパレット店限定「バターミルフィユ」が新発売。

「パイの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月14日の「パイの日」は、パイに注目が集まりやすい日です。パイを提供する菓子店はもちろん、パイに関する商品やサービスを販売する企業の方にとっては特に、「パイの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「パイの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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