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マヨネーズの日(3月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日マヨネーズの日(3月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月1日は「マヨネーズの日」。今回は「マヨネーズの日」の意味や由来を解説します。

また、「マヨネーズの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、マヨネーズなどソース系の商品を取り扱っている方はぜひ参考にしてみてください。

「マヨネーズの日」の意味・由来とは?

3月1日は「マヨネーズの日」です。マヨネーズをはじめとするソース類や食料品の製造販売など、幅広い事業を手掛けるキユーピー株式会社によって制定されました。

日付は、1925(大正14)年3月、日本ではじめてマヨネーズを製造販売したことが由来。1日の数字は日本初(1)にちなんでいます。発売当初からキユーピーちゃんが描かれており、容器は瓶詰めでした。

記念日制定の目的は、マヨネーズの栄養素や安全性、汎用性などをアピールし、その魅力を知ってもらうこと。マヨネーズの発売情報を発信するのはもちろん、マヨネーズを使ったアレンジレシピを紹介したり、ソース系商品のプレスリリースと組み合わせたりといった広報PR施策にも活かしやすい記念日です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「マヨネーズの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「マヨネーズの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マヨネーズの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マヨネーズの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「マヨネーズの日」を元に発信をする流れ

「マヨネーズの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「マヨネーズの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「マヨネーズの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「マヨネーズの日」を広報PRに活かした事例

「マヨネーズの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「マヨネーズの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「マヨネーズの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ダジャレから生まれた新商品をクラウドファンディングで取扱開始

コンセプトメイキングカンパニーのランニングホームラン株式会社は、「マヨワネーゼ」と名付けた新商品のクラウドファンディングをスタートしました。プレスリリースでは、商品の概要や誕生までのストーリーを詳しく紹介しています。

「脳にガツンとくる旨味最強マヨネーズ」「社員のダジャレから生まれた」など、インパクトのある言葉を多数並べ、印象に残る記事に仕上げたのがGOODポイント。梱包作業など実際の写真を掲載することで、企業の努力や想いをアピールしている点も参考になる事例です。

参考:《御年賀DMから生まれた奇跡の限定商品》旨味最強マヨネーズ『マヨワネーゼ』を販売するべく、コンセプトメイクの会社がクラウドファンディングを開始。

事例2.マヨネーズ風調味料の販売情報をプレスリリースで発表

クラフト酒醸造所の稲とアガベ株式会社は、マヨネーズ風調味料「発酵マヨ<石垣島ユーグレナ>」のプレスリリースを配信しました。株式会社ユーグレナとの共同開発商品で、お酒をつくる工程で廃棄される酒粕を活用した調味料です。

一見イメージしづらい調味料ですが「マヨネーズ風」と明記することで興味を引かれるのがGOODポイント。プレスリリースの後半では、同商品を使ったアレンジレシピを詳しく紹介し、料理での取り入れやすさをアピールしています。「マヨネーズの日」の事例ではありませんが、ユニークな新商品を知ってもらう手段のひとつとして有用な広報PR施策です。

参考:稲とアガベ×ユーグレナ社 共同開発商品栄養豊富な石垣島ユーグレナと酒粕をつかった植物性のマヨネーズ風調味料「発酵マヨ<石垣島ユーグレナ>」を発売

事例3.人気商品をリニューアルし、プレスリリース配信

キユーピー株式会社は、2021年発売の「キユーピー 燻製マヨネーズ」をリニューアルし、変更点などをプレスリリースで紹介しました。燻製料理好きの意見を取り入れてリニューアルに至ったことを訴求し、自社製品ならではの魅力をアピールしているのがGOODポイントです。

プレスリリースのアイキャッチには、商品のパッケージ写真を掲載したうえで、燻製マヨネーズと相性のよい料理を複数ピックアップ。利用シーンのイメージを訴求しています。「マヨネーズの日」に関するプレスリリースではありませんが、単なるリニューアルの紹介にとどまらず、商品の魅力を後押しするように最後に担当者のコメントを載せた構成が参考になります。

参考:燻製の深い香りを楽しむ大人のためのマヨネーズ。「キユーピー 燻製マヨネーズ」燻製感をアップしてリニューアル

「マヨネーズの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月1日の「マヨネーズの日」は、調味料の中でもマヨネーズに注目が集まりやすい日です。マヨネーズの製造販売に携わっている方はもちろん、マヨネーズを使ったアレンジメニューを開発・提供する方にとっても、「マヨネーズの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「マヨネーズの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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