福の日
11月20日は「ピザの日」。今回は「ピザの日」の意味や由来を解説します。
また、「ピザの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食・食品業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ピザの日」の意味・由来とは?
11月20日は「ピザの日」です。ピザ業界の発展を目指すピザ協議会によって2013年に制定されました。
日付は、「ピッツア・マルゲリータ」の名前の由来となったイタリア王妃マルゲリータの誕生日が11月20日であることにちなんでいます。
ピザ協議会では、同じく11月の「チーズの日」(11月11日)と合わせ11月をピザ月間とし、ピザを扱う店舗でのPR活動を推進しています。
「ピザの日」は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ピザの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「ピザの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ピザの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ピザの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ピザの日」を元に発信をする流れ
「ピザの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ピザの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ピザの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ピザの日」を広報PRに活かした事例
「ピザの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ピザの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
記念日に関した事例ではないものも、今後「ピザの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.食に携わる企業として、日本の生産者を支援する基金を設立
株式会社ドミノ・ピザ ジャパンは、社会や環境問題の改善を目指し活動する団体を助成するため、「産直ドミノ基金」を設立したことを発表。
「食に携わる企業だからこそ、日本の農林水産業の発展に貢献していきたい」という想いが明確に表現されており、現代の企業に欠かせないSDGsの視点を自社の事業とうまくかけ合わせています。
参考:ドミノ・ピザ ニッポンの生産者の「今」と「未来」を応援する2022年度春季「産直ドミノ基金」公募助成を5月1日より受付開始
事例2.愛犬と一緒に楽しめるピザを店舗限定で宅配開始
宅配ピザ「PIZZA-LA」を展開する株式会社フォーシーズは、株式会社ホットドッグとコラボし、愛犬も一緒に食べられるピザ『わんこピザ テリヤキチキン』を店舗限定で販売。
プレスリリースのタイトルに「愛犬にも、ピザーラお届け!」とキャッチーなフレーズを入れ、愛犬と一緒に宅配ピザが楽しめる喜びが率直に伝わるよう工夫されています。
参考:愛犬にも、ピザーラお届け! ピザーラ×コミフデリ『わんこピザ テリヤキチキン』販売開始
事例3.コロナ禍を受け、餅つき職人のアイデアから生まれた餅ピザを新発売
出張餅つきサービスなどを展開するゼネラルパーソンカンパニー株式会社は、新たに餅ピザを開発し販売開始しました。
餅つき文化を守るため各地で出張サービスを行っていた同社ですが、コロナ禍で打撃を受け職人の数が激減。打開策として餅ピザの開発・販売に踏み切りました。
このようにストーリー性のある企画背景が描かれていると、メディアや生活者にも興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
参考:業界初>職人のピンチから生まれたアイデア商品「餅ピザ」をリリース!
「ピザの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「ピザの日」は、ピザに注目が集まるきっかけとなる日です。
ピザの製造・販売を行う企業の方や、飲食店を運営する企業の方にとっては特に、「ピザの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ピザの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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