PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
産後ケアの日(3月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日産後ケアの日(3月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月5日は「産後ケアの日」。今回は「産後ケアの日」の意味や由来を解説します。

また、「産後ケアの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に産後ケアに特化した無痛分娩に関する事業をされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「産後ケアの日」の意味・由来とは?

3月5日は「産後ケアの日」です。尿ケア専用品「ポイズ」を販売する日本製紙クレシア株式会社が立ち上げた「産後ケアの日」実行委員会が制定しました。

日付の由来は「産(3)後(5)」と読む語呂合わせから。出産をした女性が尿もれなどの産後トラブルから解放され、毎日がもっと楽しくもっと心地よく過ごせるようにという願いが込められています。

産後ケアに関する施設のオープンや新サービスの開始時、産後ケアに関する意識調査などの情報発信をする際の広報PR施策に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「産後ケアの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「産後ケアの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「産後ケアの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「産後ケアの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「産後ケアの日」を元に発信をする流れ

「産後ケアの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「産後ケアの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「産後ケアの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「産後ケアの日」を広報PRに活かした事例

「産後ケアの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「産後ケアの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「産後ケアの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「産後ケアの日」に合わせて産後ケアの認知度や育児に関するアンケートを実施

産後ケアホテル「マームガーデンHAYAMA」を運営する株式会社マムズは、3月5日の「産後ケアの日」に合わせて、20〜70代の男女を対象に産後ケアの認知度や育児に関する調査を実施。結果を調査リリースで配信しました。

20〜30代の出産経験もしくは出産予定がある女性の産後ケアに対する認知度は7割超。一方で、20〜30代の男性認知度は4割以下となり男女で認知ギャップがあることがわかりました。調査リリースでは冒頭で結果を明記し、そのあとに項目ごとで具体的な調査結果を紹介。結果を示したグラフとともに、画像内で回答理由などを伝えているのがわかりやすくGOODです。産後ケアの重要性を知ってもらうための手段として有用な広報PR施策です。

参考:【3月5日は「産後ケアの日」】男女間での認知ギャップと利用の現状

事例2.「産後ケアの日」に設立10周年を迎え、今後の展望をプレスリリースで配信

一般社団法人日本産後ケア協会は、2023年3月5日の「産後ケアの日」に設立10周年を迎えることから、今後の取り組みや想いについてプレスリリースを配信しました。

プレスリリースでは、協会としてのミッションや設立の目的、産後ケア・子育ての現状についてテキストで紹介。代表理事の想いをインタビューで記載しているのが読みやすくGOODです。記念日にちなんだプレスリリースの配信により、協会や取り組みについての認知度アップに貢献した好事例といえるでしょう。

参考:3月5日は「産後(さんご)ケアの日」設立10周年を迎える一般社団法人日本産後ケア協会の今後の10年に迫る

事例3.ラグジュアリーホテルの新設エリアで産後ケアサービスを開始

総合ホスピタリティ企業の株式会社クレドインターナショナルは、産後ケアブランド『AMATERASU(アマテラス)』の産後ケアサービスを開始することを発表。ホテル椿山荘東京と提携し、ホテル内に新設する産後ケアエリアで行います。

産後ケア=入院のようなイメージを払拭し、ホテルならではのリトリートで心や身体をゆったりと癒せるのが特長です。プレスリリースでは、24時間体制のベビーケアやルームサービスの提供をはじめ、育児教室や母子ケア講座などの多様なサービスをイメージ画像とともに紹介。「産後ケアの日」の事例ではありませんが、項目ごとにわかりやすくまとめた構成が参考になります。

参考:国内初(※) ラグジュアリーホテル「産後ケアサービス」 ホテル椿山荘東京内で2月21日スタート

「産後ケアの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月5日の「産後ケアの日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「産後ケアの日」に合わせた新サービスの開始や施設のオープンはもちろん、産後ケアに関連したキャンペーンの開催やアンケート調査結果の発信などで、記念日をうまく広報PR活動につなげてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ