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参考書の日(4月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日参考書の日(4月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月8日は「参考書の日」。今回は「参考書の日」の意味や由来を解説します。

また、「参考書の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイントを詳しくご紹介。企業が実際に取り入れている広報事例をピックアップしながら、特徴的な取り組みや魅力的な要素に触れています。

広報やマーケティングネタを探している方、特に教育関連の業界・企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「参考書の日」の意味・由来とは?

4月8日は「参考書の日」です。1983年(昭和58年)に、「参考書を通して自分の力を自分で育てる」ことをテーマに、参考書の活用を促進している学習参考書協会が設定しました。

入学式を行う学校が多い4月8日を「参考書の日」とすることで、学習に対する意識を高め、参考書の重要性を認識してもらうことが目的です。

塾や出版社といった教育に関わる業界では、4月前後にプレゼントキャンペーンやイベントを多数開催しています。「参考書の日」を入学シーズンと絡めることで、より有用な広報PRを考案できるでしょう。

「参考書の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「参考書の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「参考書の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「参考書の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「参考書の日」を元に発信をする流れ

「参考書の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「参考書の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「参考書の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「参考書の日」を広報PRに活かした事例

「参考書の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。学生をターゲットにした参考書の売り出しだけでなく、文房具の販売促進も狙い目です。

ここからは、「参考書の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「参考書の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.新教科書に対応し参考書をリニューアル

学習教材中心の出版社である株式会社新興出版社啓林館は、中学生用の教科書準拠版教材『定期テスト ズバリよくでる』を全国の書店で発売すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、参考書が教科書に対応していることを図版で紹介。どこが対応しているのかを視覚的に伝えており、わかりやすいのがポイントです。誌面の画像をたくさん掲載し、どのように学習できるのかを具体的にイメージできるのもGOODです。

記念日に合わせた広報PRではないものの、参考書のリニューアルを伝えるプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:令和7年度(2025年度)中学校新教科書対応!『定期テスト ズバリよくでる』がリニューアル!

事例2.参考書を使用したYouTubeでのオンライン講義を開催

株式会社増進会ホールディングスは、ビジネスデベロップメント事業を展開する株式会社ペイ・フォワードが運用するYouTubeチャンネルと協力し、参考書を使用した数学のオンライン講義を実施。詳細をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースのトップに講義の概要がわかる画像を配置し、アイキャッチとしているのがGOOD。イベントの詳細を表で整理して見せているのも見やすい構成です。

記念日にちなんだイベントではありませんが、参考書を活用したオンラインイベントの広報PRとして参考になります。

参考:【Z会の本】Z会×PASSLABOによるコラボ実施!参考書×YouTubeによるオンライン講義を12月14日(土)に開催します!

事例3.学習管理アプリに参考書のレコメンド・試読機能を追加

株式会社ベネッセコーポレーションは、学習管理アプリ「StudyCas」に、参考書や進研ゼミ教材・動画を試読・試用できる新機能「ライブラリ」を提供開始することを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに新機能の内容を盛り込み、タイトルだけで内容がわかるようになっています。サービスの紹介に加え、インフルエンサーのコメントも掲載し、情報に厚みを持たせているのもGOODです。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、参考書に関連したデジタルツールの広報PRとして参考になる事例です。

参考:中高生向け学習管理アプリ「StudyCast」新機能「ライブラリ」を1/20リリース 自分に合った教材・参考書をレコメンド、試し読みが可能に

「参考書の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月8日の「参考書の日」に着目すると、小学生から大学生まで幅広い世代をターゲットとした広報PR活動ができます。新学年や入学に向けた参考書の販売促進だけでなく、参考書に特化したオンラインイベントを開催するのも一案です。

ほかにも、「参考書の日」にちなんだ広報PR活動は、書店で図書カードの抽選を行ったり、塾の入会キャンペーンを実施したりするなど、複数の視点から発信できるきっかけになるでしょう。

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