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ライバルが手を結ぶ日(1月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ライバルが手を結ぶ日(1月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」。今回は「ライバルが手を結ぶ日」の意味や由来を解説します。

また、「ライバルが手を結ぶ日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にライバルや宿敵といったテーマの作品を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ライバルが手を結ぶ日」の意味・由来とは?

1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」。旧暦の1866(慶応2)年1月21日(新暦:3月7日)、長州藩の木戸孝允、薩摩藩の西郷隆盛と小松帯刀らが、土佐藩の坂本龍馬らの仲介によって京都で会見し、倒幕のために薩長同盟(薩長連合)を結んだとされている日です。

当初は相いれない関係性であった長州藩と薩摩藩ですが、倒幕という目的を果たすために敵対意識を解消したことから、「ライバルが手を結ぶ日」と名付けられました。また、薩長同盟は、のちの明治維新に大きな影響を与えた出来事としても知られています。

歴史的な動きを意味する記念日ですが、ライバルや敵対といったキーワードに着目すると、「ライバルが手を結ぶ日」にちなんだ広報PRにも活かしやすくなるでしょう。

「ライバルが手を結ぶ日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ライバルが手を結ぶ日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ライバルが手を結ぶ日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ライバルが手を結ぶ日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ライバルが手を結ぶ日」を元に発信をする流れ

「ライバルが手を結ぶ日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ライバルが手を結ぶ日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ライバルが手を結ぶ日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ライバルが手を結ぶ日」を広報PRに活かした事例

「ライバルが手を結ぶ日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ライバルが手を結ぶ日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ライバルが手を結ぶ日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.歴史的人物・出来事からスライドやプレゼンを学ぶ書籍

クロスメディアグループ株式会社は、ビジネス書や実用書を出版する株式会社クロスメディア・パブリッシングのプレスリリースを配信。歴史上の人物や出来事を題材に、スライド作成のコツを解く書籍『歴史的プレゼン』を紹介しました。

「ライバルが手を結ぶ日」に関する事例ではありませんが、「もしも坂本龍馬がパワポで薩長同盟のプレゼンをしたら」など、ユニークな切り口でプレゼンや資料作成について掲載した書籍内容を紹介。販売数の実績をプレスリリースで発信することで、書籍を知らない潜在層にアプローチした好事例といえるでしょう。

参考:「もし坂本龍馬がパワポで薩長同盟のプレゼンをしたら⁉︎」実例とすぐ使えるテクニック満載、みんな知ってる「歴史上の出来事」で楽しく学べるプレゼンの新しい教科書『歴史的プレゼン』12月20日に発売決定!

事例2.ライバルの存在について説くビジネス書をプレスリリースで紹介

株式会社ダイヤモンド社は、新刊本『ライバルはいるか?』の発売情報をプレスリリースで公開しました。「ライバルの存在」にフォーカスし、調査結果なども用いながら幸福度や成長のモチベーションを説いたビジネス書です。

「ライバルが手を結ぶ日」とは少し異なる事例ですが、キーワードとの関連性を示すことで、より多くの人の関心を高められるのではないでしょうか。表紙画像だけでなく、目次や著者プロフィールなども丁寧に紹介したプレスリリースの構成がGOODです。

参考:「誰かと競うこと」は本当に悪なのだろうか? 現代日本の“超協調社会”に警鐘を鳴らす衝撃の書『ライバルはいるか?』12月4日発売!

事例3.お菓子のライバル社がコラボレーション商品を発表

有楽製菓株式会社は、チロルチョコ株式会社とのコラボレーション商品「ブラックサンダー チロルチョコミルク味」のプレスリリースを配信しました。ブラックサンダーの発売30周年を記念し、2024年に展開したプロジェクトのひとつです。

こちらも「ライバルが手を結ぶ日」に関するプレスリリースではありませんが、「ライバル同士の夢のコラボ」と記載し、本企画ならではの独自性・新規性を伝えた参考事例です。発売に先駆けてプレスリリースを配信することで、メディア関係者はもちろん生活者にもアプローチした有用な広報PR施策ではないでしょうか。

参考:ブラックサンダー×チロルチョコ!ライバル同士!?の夢のコラボ!!『ブラックサンダー チロルチョコミルク味』新発売『チロルチョコ〈ミルクなブラックサンダー〉』も同時発売!

「ライバルが手を結ぶ日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月21日の「ライバルが手を結ぶ日」は、日本の歴史に注目が集まり、ライバルや敵対するもの同士の同盟・結託を想起させるきっかけになる日です。映画やゲームなどでライバルが登場する作品であれば、「ライバルが手を結ぶ日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、手軽に発信できるツールとして、X(旧 Twitter)やInstagramなどのSNSを活用するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ライバルが手を結ぶ日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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