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武士の日(6月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日武士の日(6月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月4日は「武士の日」。今回は「武士の日」の意味や由来を解説します。

また、「武士の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に歴史に関する商品やサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「武士の日」の意味・由来とは?

6月4日は「武士の日」です。「武(6)士(4)」と読む語呂合わせと、大坂夏の陣の終結日とされることが由来。スポンジの刀を使い、武士になりきって遊ぶ「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」を考案したNPO法人ゼロワンが2017年に制定しました。

チャンバラ合戦を通して外で遊ぶことや、日本の文化として普及・発展させることが目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「武士の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「武士の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「武士の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「武士の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「武士の日」を元に発信をする流れ

「武士の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「武士の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「武士の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「武士の日」を広報PRに活かした事例

「武士の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「武士の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「武士の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.武士目線のペリー来航を紹介した企画展「サムライ Meets ペリー With 黒船」を開催

公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団は、横浜市歴史博物館にて2024年7月13日より企画展「サムライ Meets ペリー With 黒船」を開催することをプレスリリースで発表。ペリー横浜上陸170年を記念し、ペリー来航に際し現場で警備を担った武士たちの目線から、当時の状況を紹介します。

プレスリリースではイベント概要や開催に至った経緯を記すほか、おもな展示内容を一部抜粋して画像とともに紹介。企画展に関してだけでなく、今後予定している関連イベントについても告知しているのがGOODです。

「武士の日」に絡めたプレスリリースではありませんが、企画展開催におけるプレスリリースを配信する際の参考になる事例です。

参考:企画展「サムライ Meets ペリー With 黒船」・関連イベント開催のお知らせ【横浜市歴史博物館】

事例2.全国の武将隊が集結するイベントを熊本城で開催

熊本市は全国の武将隊が熊本城に集結するイベント「熊本城で会おう -武士の魂-2024」を開催することについてプレスリリースを配信。武将隊と一緒に行うチャンバラ合戦や茶会、親子限定の武将ガイドによるツアーなどを行います。

イベント日、参加武将隊、イベントの内容などの必要な情報を見出しごとに端的にまとめたプレスリリースの構成が見やすくGOOD。記念日にちなんだものではありませんが、イベント開催前にプレスリリースを配信することで、より多くの人に認知されるきっかけにもなった事例です。

参考:熊本城に全国の武将隊が集まるイベント「熊本城で会おう -武士の魂-2024」を開催!

「武士の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「武士の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

本来は、チャンバラ合戦の普及などを目的に制定された「武士の日」ですが、武士・武将など歴史に関する商品・サービスの広報PR活動に活用するのも一案です。日本の歴史を紐解けば、実に数多くの「武士」がおり、またそれにちなんだ商品展開をする企業も少なくありません。

そのような企業では、記念日をうまく活用し、自社の商品をより多くの人に周知してみてはいかがでしょうか。

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