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白だしの日(7月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日白だしの日(7月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月29日は「白だしの日」。今回は「白だしの日」の意味や由来を解説します。

また、「白だしの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や小売業界の方、レシピ関連のサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「白だしの日」の意味・由来とは?

7月29日は「白だしの日」です。「白だし」を日本で初めて開発した七福(ヒチフク)醸造株式会社が制定しました。日付は、七福醸造の「ヒチ(7)フク(29)」の語呂合わせから。白だしの魅力を多くの人に広めることを目的としています。

白だしは白しょうゆに「だし」を加えた調味料。七福醸造株式会社では1978年(昭和53年)から販売しており、毎年この日には「白だしの日まつり」が開催されています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「白だしの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「白だしの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「白だしの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「白だしの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「白だしの日」を元に発信をする流れ

「白だしの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「白だしの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「白だしの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「白だしの日」を広報PRに活かした事例

「白だしの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「白だしの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、白だしやだしにちなんだプレスリリースは、今後「白だしの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.白みそが隠し味の新商品を「白だしの日」に発売

株式会社ジパングフードリレーションズは、「黒毛和牛すじ×鰹と昆布の大阪出汁カレー」の第2弾として「濃厚えび出汁の巨大えびフライカレー」を発売し、プレスリリースで発表しました。「白みそ×えび出汁」の味わいにちなんだ商品で、2023年7月29日の「白だしの日」に合わせて発売。

出汁カレーに白みそを加えて隠し味にしていることから、「白だしの日」と絡めて広報PR施策に活かしたユニークな事例です。また、プレスリリースでは本商品の開発の背景に加え、代表のコメントも掲載しています。

参考:カレーEXPO準優勝の出汁カレー第2弾、「えび出汁カレー」が誕生!

事例2.ロングセラー商品の過去最高売上達成をプレスリリースで発表

ヤマキ株式会社は、「ヤマキ割烹白だし®500ml」の販売金額が13年連続で伸長し、2024年3月時点で過去最高売上を記録したことを報告しました。「白だしの日」に特化したプレスリリースではありませんが、ロングセラー商品として広く知られる自社商品の実績を発信した広報PR事例です。

タイトルやリード文で販売金額について触れたあと、商品の詳細を紹介しています。また、同時期に放送を開始したCM動画を掲載し、視覚的にアプローチしたのもGOOD。長年のロングセラーを誇る企業ならではの好事例といえるでしょう。

参考:白だし市場シェアNo.1「ヤマキ割烹白だし®500ml」が13年連続で伸長し過去最高売上に!

事例3.白だしと白米がセットになったお歳暮ギフトを販売

ライブ配信コンテスト「MODECON」の運営やZ世代を中心とするマーケティング事業を手掛ける株式会社KIRINZは、KOL株式会社との共同企画についてプレスリリースを配信しました。「ARIKOYA 白だし」「田中農場 こしひかり白米」をセットにしたお歳暮ギフトを販売する企画です。

こちらも「白だしの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、関連キーワードを盛り込んだ、お歳暮シーズンならではの季節性が参考になります。複数の写真を掲載し、商品パッケージや関係者のプロフィールなどを紹介したプレスリリース内容もGOODな事例です。

参考:Instagramフォロワー21万人突破!arikoさんプロデュース「ARIKOYA 白だし」お歳暮ギフト 11/1(水)予約販売開始

「白だしの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「白だしの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「白だしの日」には、白だしやだしに注目が集まります。イベントやキャンペーンを実施することはもちろん、白だしを使った料理やだしに関連するアンケート調査などを行ってもよいでしょう。

今一度「白だしの日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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