取引所大発会
1月4日は「石の日（ストーンズデー）」。今回は「石の日」の意味や由来を解説します。
また、「石の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に正月の広報PRを検討している方や、石にちなんだ商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「石の日」の意味・由来とは？
1月4日は「石の日」です。正式な認定団体や認定日は定かではありませんが、「い（1）し（4）」の語呂合わせで誕生した記念日として、日本で広く知られています。
「石の日」に地蔵や墓石などの石でできたものにお参りすると、願いが叶うと言い伝えられてきました。昔から、石は神様の寄り付く場所として考えられているためです。
また、1月4日は新年を迎えた直後のシーズンでもあり、神様やお参りといったテーマとは関連性が深い記念日ともいえるでしょう。石そのものに関するイベント・キャンペーンのほか、お守りや厄除けといった観点から広報PR活動にも活かしやすい日です。
「石の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「石の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「石の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「石の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「石の日」を元に発信をする流れ
「石の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1．「石の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3．自社サービスやプロダクトと「石の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4．発信するコンテンツを作成する
STEP5．媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「石の日」を広報PRに活かした事例
「石の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「石の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「石の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1．鉱物や宝石の価値を探求する3社で天然石の展示販売イベントを開催
株式会社ワンダーマインが運営する「鉱物＆カフェ Mineral Muru」は株式会社PARAGONと貴石彫刻オオヨリとともに天然石展示販売イベント「2025新春 TRAVEL -GEMS and MINERALS-」を主催することを発表。2025年1月3日から5日まで大阪・天満ガーデンで開催することをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは開催の背景として、主催3社の想いを詳しく紹介しています。また、多彩な企画内容を写真付きでわかりやすく解説し、イベントへの参加を促している点もポイントです。
記念日に合わせて配信されたプレスリリースではありませんが、イベントの独自性をわかりやすく表現している点が参考になる事例です。
参考：天然石の魅力を存分に堪能できる展示販売イベント「2025新春 TRAVEL -GEMS and MINERALS- in 大阪」開催
事例2．天然鉱石を使用した血流促進アイマスクが新発売
東海光学株式会社は、女性開発チーム「女子開」による新商品「gruria（グルリア）ピントラック」を開発したことをプレスリリースで発表。血流促進効果とアイケアを両立するピンホールタイプのアイマスクで、2024年12月2日に発売しました。
老化や疲労といった現代人が抱える課題に着目した明確なテーマをプレスリリースの冒頭で示し、読み手の興味を引いています。画像を用いて、新商品の特徴やメリットをわかりやすく展開しているのもGOODです。
「石の日」に絡めた事例ではありませんが、天然鉱石に関する商品の広報PRをする際に参考になるプレスリリースの構成です。
参考：＜＜健康と美容＞＞をテーマに開発した女子開プロデュース商品 血流促進アイマスク「gruria（グルリア）ピントラック」が新発売
事例3．東京ビッグサイトで「第36回 国際宝飾展」の開催が決定
RX Japan株式会社は、2025年1月15日から18日までの4日間、東京ビッグサイトにて「第36回 国際宝飾展」を開催することをプレスリリースで発表しました。
「億越えの超高額ジュエリーも出展！」というインパクトのあるプレスリリースのタイトルが目を引きます。出展商品の一部、画像とともに紹介。イベントへの関心が高まるように、興味がそそられるジュエリーをピックアップした構成がポイントです。
記念日に合わせた事例ではありませんが、天然石やジュエリーに関するイベントを告知する際に参考になるプレスリリースです。
参考：億越えの超高額ジュエリーも出展！日本最大*1 の大規模宝飾展 1月に開催
「石の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
1月4日の「石の日」は、神様が宿るとされる石や、厄除けに用いられる石などに注目が集まりやすい日です。石にまつわる商品を扱う企業の方や、ストーンアクセサリーを販売する企業の方にとっては特に、「石の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「石の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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