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紅茶の日(11月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日紅茶の日(11月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月1日は「紅茶の日」。今回は「紅茶の日」の意味や由来を解説します。

また、「紅茶の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に喫茶店・飲食店を運営する企業の方や、紅茶の製造・販売に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「紅茶の日」の意味・由来とは?

11月1日は「紅茶の日」です。紅茶製品メーカー、紅茶輸入業・紅茶関連商品取扱い業者、紅茶生産国の茶業振興局などから構成される日本紅茶協会によって制定されました。

日付は、1791(寛政3)年のこの日、嵐で船が漂流しロシアにたどり着いた船頭・大黒屋光太夫がロシアのエカテリーナ2世から茶会に招かれ、日本人として初めて外国での正式な茶会で紅茶を飲んだとされることに由来しています。

日本が初めて紅茶を輸入したのは1887(明治20)年。イギリスのイメージが強い紅茶ですが実は日本人とのかかわりも深く、古くから愛されています。歴史も含めて伝えることで、ふだんは紅茶を飲まない人にもその魅力を知ってもらうきっかけとなる記念日です。

「紅茶の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「紅茶の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「紅茶の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「紅茶の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「紅茶の日」を元に発信をする流れ

「紅茶の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「紅茶の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「紅茶の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「紅茶の日」を広報PRに活かした事例

「紅茶の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「紅茶の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「紅茶の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.限定商品が購入できるポップアップストアが期間限定でオープン

スリランカの老舗紅茶ブランドを販売する株式会社味とサイエンスは、「George Steuart Tea」のポップアップストアをルミネ荻窪の催事スペースで開催することをプレスリリースで配信。新商品やポップアップストア限定商品を数量限定で販売します。

プレスリリースでは、ポップアップストアのみのスペシャルセットや限定商品を大きな画像とともに紹介しているのがGOODです。記念日にちなんだ発信ではないものの、商品のラインナップを魅力的に伝えたプレスリリースの構成が参考になります。

参考:スリランカ最古の紅茶ブランド「George Steuart Tea(ジョージスチュアートティ)」が、ルミネ荻窪店にPOP-UP STORE をオープンします!

事例2.秋の味覚を味わえる商品を期間限定で販売

株式会社三井不動産ホテルマネジメントが運営する「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」は、秋の味覚を贅沢に味わえる「オータムアフタヌーンティー」を提供することをプレスリリースで配信。モダンオリエンタルレストラン『The Living Room with SKY BAR』にて、秋の旬を楽しめるティーフードと季節のドリンクやドイツのロンネフェルト紅茶を販売します。

プレスリリースでは、実際に提供される「オータムアフタヌーンティー」の商品写真を掲載したうえで、詳細をしっかり紹介しているのがGOODです。「紅茶の日」に関する広報PRではありませんが、紅茶とともに味わえるラインナップを囲み枠などを用いてわかりやすく掲載した参考事例です。

参考:【三井ガーデンホテル名古屋プレミア】ドイツの歴史あるロンネフェルトの紅茶とともに味わう秋の味覚さつまいも、栗、かぼちゃの「オータムアフタヌーンティー」が登場!

事例3.香りや味の特徴が異なる5つの紅茶産地を楽しめる新商品が発売

家庭用紅茶・緑茶などの製造販売を手掛ける三井農林株式会社は、世界の紅茶の産地を旅するように楽しめるTeaEstateシリーズの新商品「Special Selection」を発売したことをプレスリリースで配信しました。香りや味の特徴が異なる5種類をアソートした商品です。

プレスリリースでは、商品概要とともに5種類の紅茶を一つひとつ丁寧に説明するだけでなく新商品に込めた思いも掲載。記念日にちなんだ発信ではありませんが、紅茶に関する商品をアピールする際には、「紅茶の日」をフックにしてみるのもよいでしょう。

参考:【プレミアムティーショップnittoh.1909】TeaEstateシリーズの新商品 世界の紅茶産地を旅するように楽しめる5つの産地の紅茶アソート「Special Selection」

「紅茶の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「紅茶の日」は、紅茶に注目が集まるきっかけとなる日です。

紅茶の製造・販売に携わる企業の方や、飲食店・喫茶店を運営する企業の方にとっては特に、「紅茶の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「紅茶の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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