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トマトの日(10月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日トマトの日(10月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月10日は「トマトの日」。今回は「トマトの日」の意味や由来を解説します。

また、「トマトの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、農業に関わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「トマトの日」の意味・由来とは?

10月10日は「トマトの日」です。トマト加工品の開発や品質の向上を目的に活動する、一般社団法人全国トマト工業会によって2005年に制定されました。日付は「ト(10)マト(10)」の語呂合わせにちなんでいます。

トマトの栄養価値やおいしさをアピールし、トマトを使った料理の普及と人々の健康増進をはかる日とされています。

「トマトの日」は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

「トマトの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「トマトの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「トマトの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「トマトの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「トマトの日」を元に発信をする流れ

「トマトの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「トマトの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「トマトの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「トマトの日」を広報PRに活かした事例

「トマトの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「トマトの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

記念日に関した事例ではないものも、今後「トマトの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.トマトラーメン専門店で「トマトの日」に「トマト祭り」開催

トマトラーメン専門店「太陽のトマト麺」を運営する株式会社イートアンドホールディングスは、10月10日の「トマトの日」に合わせ、年に一度の「トマト祭」の開催をプレスリリースで発表。また、公式ECサイトでも「SPECIAL TOMATO DAY SALE」を実施します。

プレスリリースでは、キャンペーン内容の詳細を記載。キャンペーンの見どころとして特に読んでもらいたい部分を太字にして協調しているのがGOOD。メイン画像にもキャンペーン内容を入れ込み、一目でわかる工夫がされている点も参考になるポイントです。記念日をフックに、潜在層への訴求を高めた広報PRの好事例です。

参考:「10月10日はトマトの日」太陽のトマト麺・年に一度の“トマト祭”

事例2.「トマトの日」にオリジナルケチャップASMR動画を配信

飲料商品の企画・製造・販売や食材宅配などを展開する生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、ASMR動画「音で味わう生活クラブ トマトケチャップ篇」の制作をプレスリリースで発表。10月10日の「トマトの日」に合わせて動画を公開することを告知しました。

プレスリリースのメイン画像には「50周年を迎えるトマトケチャップ」の白抜き画像を掲載。本文には、ASMR動画のサムネイルを載せ、読み手の興味を引きつけています。ケチャップの歴史や使用している国産の加工用トマトについて触れるなど、読み応えのある構成にまとめられているのも参考になるポイント。定評ある商品の魅力を、新規動画制作と記念日に合わせて広報PRした好事例です。

参考:【10月10日は「トマトの日」】“生活クラブのケチャップができるまで”を目と耳で楽しむ ASMR動画『びんには理由がある編』を10/10公開

事例3.「レモンの日」と「トマトの日」に絡めSNSキャンペーンを実施

食品・飲料・調味料の総合メーカーのカゴメ株式会社と、飲料・食品メーカーのポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、両社商品を活用した共同企画をプレスリリースで発表。企画第二弾となる「トマレモ®」のSNSキャンペーンを10月5日の「レモンの日」と10月10日の「トマトの日」に絡めて実施しました。

プレスリリースでは、「カゴメトマトジュース」と「キレートレモン」を掛け合わせた飲み方を提案する共同企画の経緯を紹介。次いで、第二弾となる「トマレモ®」のSNSキャンペーンの概要を掲載するといった展開がわかりやすくGOODです。作り方が記載されたメイン画像や表機能を活用したキャンペーン内容が整理されたまとめ方が参考になる事例です。

参考:カゴメとポッカサッポロの共同企画『キレトマ®』に続く第2弾「カゴメトマトジュース」と「ポッカレモン100」をかけあわせた『トマレモ®』寒いとき、ホットで楽しむ新しい飲み方で提案強化

「トマトの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「トマトの日」は、トマトに注目が集まり、トマトを使用・加工した食品を想起させるきっかけにもなる日です。

トマトを使用した食品を販売する企業や、トマトの生産に携わる企業の方にとっては特に、「トマトの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「トマトの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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