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世界睡眠デー(3月第3金曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界睡眠デー(3月第3金曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月第3金曜日は「世界睡眠デー」。今回は「世界睡眠デー」の意味や由来を解説します。

また、「世界睡眠デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に寝具メーカーの方やホテル業界の方はぜひ参考にしてみてください。

「世界睡眠デー」の意味・由来とは?

3月第3金曜日は「世界睡眠デー」です。国際組織である世界睡眠学会(旧世界睡眠医学会)により、2008年に制定されました。

睡眠障害の予防や睡眠に関する正しい知識などを普及させることを目的に、毎年異なるテーマが掲げられ、世界中でさまざまな講演やイベントが開催されています。

睡眠に関する商品のプレスリリースはもちろん、睡眠に関する情報を発信したり、キャンペーン情報に絡めて紹介したり、さまざまな広報PR活動に活かしやすい記念日です。

「世界睡眠デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「世界睡眠デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界睡眠デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界睡眠デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界睡眠デー」を元に発信をする流れ

「世界睡眠デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界睡眠デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界睡眠デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界睡眠デー」を広報PRに活かした事例

「世界睡眠デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界睡眠デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「世界睡眠デー」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.医師監修“睡眠の質”見直す特設イベント開催

ベッドマットレスを主力とするZINUS JAPAN株式会社は、「世界睡眠デー」に合わせて期間限定イベントを開催したことを発表しました。自身の“睡眠の質”について見直すことをテーマとしています。

プレスリリースには、快眠を得るためのさまざまな商品や体験コンテンツを、画像とともに詳細に掲載し、実際のイベントをイメージしやすいようにしている点がGOODです。また、監修者である医師のプロフィールを紹介しているのも信頼感を高めており、「世界睡眠デー」に合わせた好事例になっています。

参考:3月15日(金)は「世界睡眠デー」銀座でスヤスヤ…略して“#銀スヤ”東京・銀座で医師監修・“睡眠の質”見直す特設イベント開催

事例2.睡眠のためのコンサート開催&ミュージックアルバム発売

ドイツ発スリープテック・ブランドのEmma – The Sleep Companyは、「世界睡眠デー」を記念して、エマ・スリープコンサートを開催しました。さらに睡眠のためのミュージックアルバムも発売したことをプレスリリースで発表しています。

プレスリリースでは、コンサート当日の写真を掲載することで視覚的なインパクトを生んでいる点がGOODです。また、睡眠の研究者のコメントや、参加者の感想なども紹介し、情報に深み・厚みを持たせることに成功しています。「世界睡眠デー」にちなんだプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:ドイツ発スリープテック・ブランド Emma – The Sleep Company より良い睡眠のための初のミュージックアルバムをベルリンで開催したエマ・スリープ コンサートで発表

事例3.従業員の健康増進に「パワーナップ」導入

健康食品などを販売する株式会社ファンケルは、「世界睡眠デー」に合わせ、期間限定で「パワーナップ」を試験導入したことをプレスリリースで発表しました。「パワーナップ」とは積極的仮眠のことで、従業員の健康増進や生産性向上を目的としています。

プレスリリースでは、社内アンケートの結果をグラフで紹介し、興味を引いている点がGOODです。また、なぜその取り組みを開始したのかを丁寧に説明し、企業が大切にしている価値観をきっちり伝えられています。社内の写真もリアルで、信頼性を高めることに一役買っています。「世界睡眠デー」をフックにしたブランディングとして、参考になる事例です。

参考:ファンケル従業員の睡眠課題を解決し健康増進や生産性向上を目指す「パワーナップ」を試験導入

「世界睡眠デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月第3金曜日の「世界睡眠デー」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

特に寝具に携わる企業の方や、快眠の手助けをする商品を展開する企業の方、そしてホテル業界の方にとっては、「世界睡眠デー」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界睡眠デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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