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世界食料デー(10月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日世界食料デー(10月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月16日は「世界食料デー(世界食糧デー)」。今回は「世界食料デー」の意味や由来を解説します。

また、「世界食料デー」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に「食」に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「世界食料デー」の意味・由来とは?

10月16日は「世界食料デー」です。国際連合(国連)により1981年に制定されました。日付は、1945年の10月16日に国連食糧農業機関(FAO)が創設されたことに由来しています。

農林水産省によると、「飢餓に苦しむ人々、全ての人々に健康的な食事を確保する必要性について、世界的な意識喚起と行動を促し、世界に広がる栄養不良、飢餓、極度の貧困を解決していく」ことを目的とした記念日です。

世界食料デーには、世界各国でさまざまなイベントが開催されており、日本でも外務省がFAO駐日連絡事務所と共催する記念シンポジウムなどが毎年行われています。

参考:10月16日は世界食料デーです!

「世界食料デー」をきっかけに広報PR活動する効果

「世界食料デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界食料デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界食料デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界食料デー」を元に発信をする流れ

「世界食料デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界食料デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界食料デー日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界食料デー」を広報PRに活かした事例

「世界食料デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界食料デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「世界食料デー」を広める広報PRを実施

健康食品などの通販会社である株式会社世田谷自然食品は、10月16日の「世界食料デー」にちなんだ取り組みをプレスリリースで配信しました。食料問題についていつも以上に考え、解決に向けて行動してもらえるように『「世界食料デー」月間2023』に賛同し、自社のSNSやプレスリリースなどを通じて広報PR活動を実施します。

プレスリリースでは、「世界食料デー」月間についての詳細と企業としてのどのようなことを行うのか概要を紹介。食料問題における現状や2023年の取り組みなど、それぞれ項目ごとに読みやすく構成されたプレスリリースがGOODです。

記念日に合わせて企業の考えを社会に広報PRした参考事例です。

参考:【10月16日は世界食料デー】世田谷自然食品は食料問題について考える「世界食料デー」月間2023を応援しています。

事例2.写真投稿でアフリカ、アジアの子どもたちに給食プレゼント

世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalは、10月16日の「世界食料デー」を記念した「おにぎりアクション2023」が実施中であることをプレスリリースで配信。おにぎりの写真投稿でアフリカ、アジアの子どもたちに学校給食をプレゼントできるといったキャンペーンです。

プレスリリースでは、自分のアクションが世界の子供への食料提供につながるというユニークな取り組みを紹介。実際に投稿された写真を多数掲載し、さらなる参加を呼び掛けるようにまとめられた内容がGOODです。記念日にちなんだ社会性の高い広報PRとして、参考になる事例です。

参考:世界食料デー(10/16)記念「おにぎりアクション」、日本・世界各地から寄せられた投稿が7万枚を突破

事例3.保育園で食育イベントを開催

保育・人材・介護の事業を展開するライク株式会社は、子会社が運営する認可保育園にて、10月16日の「世界食料デー」に合わせ、イベントを開催したことをプレスリリースで配信しました。株式会社伊藤園が企画する食育について学ぶイベントです。

プレスリリースでは当日のイベントの様子がわかる写真を掲載。子どもたちへの教育を通して、食料の大切さを伝えた取り組みの詳細が伝わるようまとめられています。イベントのテーマや詳細がわかりやすい構成が参考になるプレスリリースです。

参考:「世界食料デー」に子どもたちの好きなものを増やし、楽しく食べられる食育イベントを実施

「世界食料デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「世界食料デー」は、世界規模で「食」に関する問題や未来について注目が集まる日です。

食に携わる企業の方ならすべて、また、フードロス削減など社会貢献活動に取り組んでいる企業・団体の方にとっては特に、「世界食料デー」を切り口に自社の取り組みや商品・サービスについて、あらためて伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界食料デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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