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コロナ禍の大ヒット「パジャマスーツ」を支えた広報。プレスリリースアワード2021受賞にかける想い|株式会社AOKI

発売から1年半で累計15万着以上を販売し、社会におけるスーツの概念をアップデートした「パジャマスーツ」。

コロナ禍での生活様式の変化をいち早くキャッチアップした商品企画として、数々のメディアに取り上げられました。

すべての始まりとなった「パジャマスーツ」第1弾発売のプレスリリースは、「社内外へ最も広く好意的な影響をもたらしたプレスリリース」として、プレスリリースアワード2021「インフルエンス賞」を受賞。

日頃のプレスリリース作成に関するポイントや受賞プレスリリースについて、株式会社AOKIの広報室にお話を伺いました。

プレスリリース作成で意識しているポイント

── 日頃プレスリリースを作成する際、どのようなことを心がけていますか。

一番は、メディアの方はもちろんお客さまへ届いてほしいという熱い気持ちを持つことだと考えています。

そのうえで、ストーリー性、情報のわかりやすさ、タイトル・写真のインパクトなどを意識して作成しております。

──「パジャマスーツ」第1弾発表のプレスリリースは、どのようなポイントを意識して作成されましたか。

特にビジュアルを意識して作成いたしました。

今回は「パジャマスーツ」というまったく新しいスーツが一目で伝わるのはどのようなビジュアルだろう、という点を考え抜きました。

商品特長や着用シーンが最も伝わるものをプレスリリースのメイン画像に起用しています。

aokiパジャマスーツ プレスリリース

参考:AOKI創業以来、類のないスーツ!?マスクに次ぐ新生活様式対応商品第2弾『パジャマスーツ™~パジャマ以上おしゃれ着未満~』発売

──「プレスリリースの構成が巧み」という評価もありましたが、構成についてはどのように考えて作成されていたのでしょうか。

「抗菌・洗えるマスク」は、マスク不足を受け「お客様のお役に立ちたい」という想いで開発しました。

「パジャマスーツ」においても、新生活様式で悩まれるお客様のお役に立ちたいという想いが伝わればと思い、「マスクに次ぐ、新たな生活様式に対応した商品の第2弾」というフレーズを冒頭に記載しました。

コロナ禍での生活が受け入れられるようになってきていたタイミング(編集部注:受賞プレスリリースは2020年12月に発表)でもありましたので、「パジャマスーツ」をマスクと同じように「新たな生活様式における生活必需品」として届けたいという想いもありましたね。

プレスリリースアワード受賞を振り返って

── 発表後すぐに大ヒットとなった「パジャマスーツ」。プレスリリースアワード2021受賞にもつながりました。受賞の知らせを聞いていかがでしたか。

受賞のお知らせをいただいたときは、大変うれしく思うと同時に、情報を配信する重要性を再認識いたしました。

日々、プレスリリースを試行錯誤しながら書いていく中で、もちろん反響をいただけるのが何よりの成果ですが、広報活動そのものにフォーカスしていただけることがありがたく、大変貴重であり、広報担当としての自信につながりました。

──「インフルエンス賞」の受賞理由についてはどのように捉えていますか。

「インフルエンス賞」は「社会に好意的な影響をもたらしたリリースに対して贈られる賞」で、賞をいただけたことを大変うれしく思います。

コロナ禍で生活様式が大きく変化したお客さまへ、新しい商品情報をスピーディーに届けたいという気持ちを評価いただいたと捉えております。

── プレスリリースアワードでは授賞式も開催されましたが、参加されていかがでしたか。

受賞企業のすばらしい広報PRご担当者さまとともに授賞式に参加でき、とても光栄でした。各企業さまと情報交換などもさせていただき、貴重な経験となりました。

日頃、業種・業態の異なる各企業の広報担当が集まる機会がないため、各社の広報体制や、SNS施策など具体的な業務についても情報交換ができ大変参考になりました。

プレスリリースアワード2021

受賞後の反響や変化

── 受賞後の反響や、受賞を受けての変化はありましたか。

月に1回、グループ企業各社の広報担当者で集まる機会があるのですが、各担当者からノウハウを聞かれるなどの反響がありました。

実はグループ企業でもプレスリリースアワードに応募していた企業もあり、グループ全体でプレスリリース作成へのモチベーションをさらに高めることができたと考えています。

当社の広報PR活動の変化については、ほかの受賞企業さまの良いところを取り入れながら、さらにプレスリリースをブラッシュアップさせていきたいと決意を新たにいたしました。

ストーリー性や技術をわかりやすく伝える工夫など、各企業さまの評価されているポイントを踏まえて、当社で活かせる部分を考えながらプレスリリースを作成し、作成後も複数のメンバーで見直すなど、ブラッシュアップできるよう工夫しております。

「お客さま」へ情報を届けるため努力し続ける真摯な姿勢

広報担当者の人数自体はけして多くはない株式会社AOKI。

それでも月20件近くプレスリリースを配信するなど、情報発信の圧倒的な質と量を両立させている背景には、「お客さま」への想いを原動力に、たゆまぬ努力を続ける広報室の姿勢がありました。

「広報活動のひとつのマイルストーンとして、毎年プレスリリースアワードにチャレンジしていきたい」という言葉もあり、今後も進化していく株式会社AOKIのプレスリリースが楽しみです。

(取材は、質問に対するメールでの回答と電話取材を通じて行いました)

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この記事のライター

大林志帆

大林志帆

2021年PR TIMESに入社。営業本部で大企業から自治体、スタートアップまでさまざまな企業の広報・PRをサポートしたのち、PR TIMES MAGAZINE編集部へ異動。営業本部で出会ったいろんな広報の方々を思い浮かべながら日々記事を執筆しています。食べることが大好きです。

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