プレスリリースは、自社から生まれた行動や結果を、自社にとって大切な人たちに届ける手段のひとつ。しかしかつては、その名前の通り報道関係者に向けて作成し、発信する特別な文章だと考えられていました。最近では、プレスリリースそのものが生活者の目に直接触れることも多くなり、企業発の一次情報としてニュースの役割も担いつつあります。
PR TIMESでも、日々多くの、また多種多様なプレスリリースが配信されています。そして、それらのプレスリリースは、ただPR TIMES上に掲載されるだけに留まらず、プレスリリースページそのものをSNSのタイムラインに投稿し、多くの共感者がシェアを広げることで、より多くの人たちがプレスリリースを目にするようになっています。
旬な情報をタイムリーに届けるためにも、情報解禁と同時にプレスリリースをシェアしたいものですが、自社のプレスリリースページのURL(以下、配信URL)は配信前に確認することができるのでしょうか。
本記事では、PR TIMESの配信URLはどこで確認することができるのか、配信前の確認は可能なのか、パーマリンクの変更はできるのかなどについて、まとめてご紹介します。
PR TIMESの配信URLはどこから確認できるの?
PR TIMESの配信URLはどのように確認すればよいのでしょうか。プレスリリースのURLを確認する方法について、配信後と配信前に分けてご紹介します。
配信済みプレスリリースのURL確認方法
プレスリリースの配信後であれば、プレスリリースページを開いた状態で、該当のURLを確認できます。
Webブラウザ上のアドレスバーに表示されているURLを確認しましょう。こちらを共有することで、プレスリリースページをシェアすることができます。
配信URLをプレスリリース配信前に知る方法
では、配信URLをプレスリリースの配信前に知るにはどうすればいいのでしょうか。
配信前のプレスリリースURLは管理画面のプレスリリース一覧よりご確認いただけます。
※このURLはプレスリリース配信後に有効となるため、プレスリリース配信前にこちらのURLへアクセスしても、「お探しのページは移動もしくは削除された可能性があります。」というエラーメッセージが表示されます。
URLの右側のマークをクリックすると、URLをコピーすることができます。
また、PR TIMESには、配信前のプレスリリースに表示崩れはないかなど、最終確認を行うための機能として「テストメール配信機能」が備わっています。テストメール配信では、確認者のメールアドレスを指定し送信すると、メディア関係者などに向けたプレスリリースメールの送付イメージをあらかじめ確認することができますが、そのメール下部にもURLが表示されます。
なお、予約配信の設定後にテストメール配信を行うと予約が解除されるため、予約設定前にテストメール配信するように心がけておくと安心です。
PR TIMESの配信URL(パーマリンク)を変更することはできるの?
パーマリンクとは、Webサイトの各ページに対して個別に与えられているURLのことを指します。
「配信URL」はパーマリンクとなり、ページが増えても恒久的に変わることのないリンクとなります。そのため、配信URLをカスタマイズする等の変更は一切できません。ランダムで振り当てられたものを利用することになります。
PR TIMESの配信URLに関する注意事項
最後に、PR TIMESの配信URLに関する注意事項について、2点ご紹介します。
配信URLは配信時刻の数分後に有効化する
PR TIMESの配信URLは、配信時刻の数分後に有効化されます。
例えば、11時に配信設定していた場合、11時ぴったりにアクセスしてもまだ公開(PR TIMES上に表示)されていないという場合があります。何も知らなければ「あれ、配信設定時刻になっているのに、どうしてだろう……。不具合かな」と不安に思ってしまうかもしれません。しかし、数分後にアクセスすれば、きちんと「配信済」になっており、プレスリリースも公開されていることが確認できます。これはPR TIMES上での公開のほかに、メディアへプレスリリース配信が行われているために生じるタイムラグが要因となっています。
この情報はプレスリリースの配信設定を行う担当者だけではなく、プレスリリースを閲覧する可能性のある社内へも共有しておくことをおすすめします。
社内への共有事項として「配信設定時刻の数分後には確実に有効化する」と伝えておくことで、混乱を防ぎ、不安を払拭できるでしょう。
管理画面から確認したURLとは異なる
最も注意しておきたいポイントは、企業向け管理画面上からアクセスしたプレスリリースのURLは配信URLと異なるという点です。
企業向け管理画面内の業向け管理画面内の「プレスリリース一覧」からタイトルをクリックすると、プレスリリースページではなくプレスリリースの編集画面へと遷移します。こちらは管理画面にログインした際にのみ閲覧できるURLなので、第三者は見ることができません。管理画面内にログインしている方なら確認することが可能ですが、ユーザーであってもログアウトしていれば見ることができないのです。つまり、このURLは一般公開用とは異なるものとなります。
もしプレビューURLを配信URLとして拡散してしまっても、プレスリリースを確認することはできないため、間違えないように注意しておきましょう。
配信後のURLを管理画面から確認する際には、「分析データ」→「レポート」→「該当のプレスリリースのタイトルをクリック」の流れでアクセスしてください。
配信URLを事前に把握してタイムリーな広報活動を
本記事では、PR TIMESの配信URLはどこから確認することができるのか、配信前に確認することは可能なのか、パーマリンクの変更はできるのかなどについて、まとめてご紹介しました。
PR TIMESの配信URLは、配信後はもちろん、配信前にも確認できます。ただし、管理画面内から確認する場合には、プレビューページのURLと間違えてしまう可能性があるので、注意しておきましょう。
プレスリリースの配信URLを事前に把握しておくことで、公開と同時に自社のSNSやメーリングリストなどで展開する事前準備を行うことが可能です。タイムリーな広報活動を行うためにも、ぜひ役立ててみてくださいね。
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