PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
色の日 / カラーの日(1月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日色の日 / カラーの日(1月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月6日は「色の日 / カラーの日」。今回は「色の日 / カラーの日」の意味や由来を解説します。

また、「色の日 / カラーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル業界の方や、色にまつわる広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「色の日 / カラーの日」の意味・由来とは?

1月6日は「カラーの日」です。ビジネスカラー能力検定の主催・運営やセミナーなどを行う、一般社団法人・ビジネスカラー検定協会によって制定されました。

日付は、「い(1)ろ(6)」と読む語呂合わせから。この由来にちなんで、「色の日」とも呼ばれています。カラーを知ったり活用したりすることで得られる魅力を理解してもらい、社会を元気にすることがおもな目的です。

同協会は、「カラーで日本を元気に!」をスローガンに掲げ、会報誌の発行やメディアへの働きかけなど、さまざまな広報活動を実施しています。

「カラーの日」に特化したイベント・キャンペーンは多くありませんが、衣類から生活用品まで身近なテーマでもあるため、商材カテゴリを問わず多様な広報PRに活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「色の日 / カラーの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「色の日 / カラーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「色の日 / カラーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「色の日 / カラーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「色の日 / カラーの日」を元に発信をする流れ

「色の日 / カラーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「色の日 / カラーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「色の日 / カラーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「色の日 / カラーの日」を広報PRに活かした事例

「色の日 / カラーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「色の日 / カラーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「色の日 / カラーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.2025年のメッセージカラーを発表

一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)は、2025年のメッセージカラーとして「視野が広がるホライゾングリーン」を発表したことをプレスリリースで配信。青みを帯びたホライゾングリーンは、深い森の樹木や豊かな海といった自然を想起させるカラーです。

プレスリリースのメイン画像には、印象的なメッセージカラーのイメージを掲載。また、色選定の背景や時代の流れを丁寧に説明することで、読み手に今年の色への関心を高めます。

記念日に配信されたプレスリリースではありませんが、視覚的要素とメッセージ性をバランス良く盛り込んだ構成が参考になります。

参考:発表!2025年の色は “視野が広がる ホライゾングリーン”

事例2.世界的なデザインコンテストの日本地区応募が開始

日本ペイントホールディングス株式会社は、建築、インテリア、公共空間の3部門で色彩表現を競う「Creative Colour Awards 2025」の日本地区応募を1月1日より開始したことをプレスリリースで配信。最優秀賞者には5,000米ドルと日本での表彰式への招待が贈られます。

目を引く色彩をメイン画像に掲載したプレスリリース。本文冒頭に賞金や特典などの読み手にとって関心が高い情報をまとめているのがポイントです。コンテストの目的や意義、色彩の重要性についても丁寧に伝えているのもGOOD。

記念日に合わせたコンテストではありませんが、色彩の魅力を世の中に発信する広報PRの参考になる事例です。

参考:アジアをまたぐカラーデザインコンテスト第3回「Creative Colour Awards(クリエイティブ カラー アワード)2025」日本地区応募開始

事例3.推しカラーハートバッグの発売記念による投票キャンペーンを開催

リンツ&シュプルングリージャパン株式会社は、全10色展開の「推しカラーハートバッグ」の発売を記念し、色彩をテーマにした期間限定イベントを2025年1月6日より全国で開催します。

「あなたの推しのカラーを教えて!」という問いかけ形式のプレスリリースのタイトルが目に留まります。また、商品やキャンペーン画像などを複数掲載した構成もGOOD。

記念日に絡めたプレスリリースの配信ではありませんが、色に関する商品情報が伝わりやすいビジュアルを活用した展開が参考になる事例です。

参考:あなたの推しのカラーを教えて!リンツ 推しカラーハートバッグの発売を記念して「推しカラー投票」を開催

「色の日 / カラーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月6日の「色の日 / カラーの日」は、ビジネスカラーをはじめ、あらゆる色を想起させるきっかけになる日です。「色の日 / カラーの日」を切り口として新商品を発表するだけでなく、カラーバリエーションやデザインについて伝える良い機会になるでしょう。

また、色のテーマにちなんだアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「色の日 / カラーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ